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「アキレス将軍暗殺事件」

ボリス・アクーニン「アキレス将軍暗殺事件」岩波書店

昨年、「リヴァイアサン号殺人事件」と2冊同時刊行されたもの。
ファンドーリン・シリーズの4作目だそう。
日本赴任からモスクワへ帰国したばかりの美青年捜査官エラスト・ファンドーリンは、滞在したホテルで旧知の将軍の死に遭遇。
アキレスと讃えられ、尊敬を集めていた将軍の突然の死…
自然死なのか?

モスクワは久しぶりで政治の動きに疎くなっていたファンドーリン。
将軍は財産を整理し、大がかりな陰謀に関わっていたらしいことが解ってきます。
謎の歌姫も登場、世紀末のモスクワで冒険が始まります。
天才的な盗賊を追って、引退した恩師と共に暗黒街へと乗り込み、白い目をした暗殺者と対決に。
暗殺者の側の物語もかなり長く、因縁の対決で、読ませます。暗殺者の風貌などはちょっと「ダ・ヴィンチ・コード」を思わせます~。
当時の政治の動きや将軍のモデルが実在したそうで、あまり知らない部分なので興味深いです。

日本から連れ帰った忠実な従者がマサ。シバタ・マサヒロっていうんですよ。
漢字でどう書くのか知りたくなるけど、それは原作にないわけで。
仲が良くて~一緒に忍者ばりの鍛錬をしたり、何かというと刀を持ち出したり、張り切って働くんですが。
失敗するとしょげかえるのをファンドーリンが鼻を撫でて許してやったり(愛犬か?)愛すべきキャラクターです。
ファンドーリンが気持ちを静めるのには書道で一字書いたりと…作者の日本通ぶりが発揮されてます。
これが一番の読みどころかも?

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