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「天璋院篤姫と大奥の女たちの謎」

加来耕三「天璋院篤姫と大奥の女たちの謎(徹底検証)」講談社文庫

大河ドラマにちなんで書かれた本の中でも、徹底検証というだけあって事例が詳しいです。
篤姫を大奥に送り込んだ島津斉彬の英明ぶりや、それよりも前の時代のいきさつがよくわかります。

薩摩の大名の中でも、特に影響の強かった重豪(しげひで)と、その娘で将軍の御台所となった茂姫(篤という名もあった)は重要な存在だったのですね。
最初から将軍の御台所として縁談があったわけではなく、家格の釣り合う一橋家との婚約だったのが、思いがけなく将軍が亡くなって、一橋家から跡を継ぐことになったんだそうです。
この御台所が健康で長寿だったため、実は篤姫の場合、家定の方が薩摩出身の御台所を求めたいきさつがあったとか。
家定にも大勢の兄弟がいたけれど、早世してしまい、公家出身の御台所も二度までも失ってしまった後のことですからね。

将軍は一日に意外に何度も大奥に出入りすることや、御台所は毎日5回も着替える、猫のえさ代も法外な価格だったことなど、とても面白いです。
篤姫本人についてはもちろん、和宮との軋轢や和解についても一通り書かれていますが~それはまあ女性が書いた他の本の方が詳しいぐらいかも。

大奥については外では何も語ってはいけないという法度があり、これはかなり忠実に守られていたため、証言はほとんど明治になってからの物だそうです。
なるほど…
それで、どの本にも同じようなことが書かれているんですね。
でも、代々のことが詳しく公式に報道されたわけではないから、何百年も続いていたという伝統も、実は適当に融通きいていたのかも知れないですよね!?

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コメント

テレビの「篤姫」では、次期将軍争いがおもしろくなってきましたねえ。篤姫の衣装も涼しげな柄行になってきました。大奥の華やかなセットや衣装を見ていると、往時はどんなに華やかなものだったのだろうと思われます。それにしても、なぜ斉彬が慶喜を推していたのかそのへんがドラマではよく分かりませんね。原作ではたしか一橋の悪口がいっぱい書かれてあったように思います。

marieさん、
篤姫の大柄の白い着物、素敵ですよねえ!

慶喜…は、篤姫に対して態度悪かったらしいですね。
ドラマだと、ホントに嫌なヤツ…ってだけ?
頭は良かったけど、それだけにこの時期の将軍なんて貧乏くじ引くのが嫌だったんじゃないですか?
政治的な派閥があったんでしょうけど~篤姫の視点ではわからないんですよね。
対立候補が女達を夢中にさせるのも面白かったです~あの滝山をいちころで

滝山さん、ほんとにイチコロでしたね(笑)
おメメがはあとになってました~。

なぎさん、
あはは~目がはあと!
あの滝山だからこそ、面白いですね~
真面目な印象だけど、隅に置けない感じでしたよね。
ビューネくん(CMに出てるんです)奥女中タラシ!?

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