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「竜の挑戦」

アン・マキャフリイ「竜の挑戦」ハヤカワ文庫SF

パーンの竜騎士シリーズ8作目。
1991年の作品、翻訳発行は10年遅れて2001年だったようです。

惑星パーンは遠い昔に地球人が入植し、中世的な農耕社会として発展してきました。
ただ一人の竜騎士だけを乗せる巨大な竜が空を飛ぶ、美しい世界。
テレパシーの通じる竜と竜騎士の運命的な絆は、感動的です。
全てを焼き尽くす糸胞が降る時期には竜と竜騎士に頼るしかない、しかし糸胞が降らない時期には竜騎士への十分の一税への不満が高まるという問題がありました。

さて今回は、先祖に当たる植民者の残したコンピュータ・アイヴァスが、南ノ大陸で2千500巡年ぶりに発見されます。人々は驚異に打たれながら科学を学び始めるという展開。
しかし、保守派の抵抗は根強く…?

SFとファンタジーの境界を越えたシリーズの面目躍如。
竜騎士が宇宙服を着て、宇宙ステーションへ!
コンピュータ・アイヴァスの指導を得て、糸胞の軌道を変える大事業に取り組むのです。
ただ一頭の白い竜ルースとその騎士ジャクソムは、規格外で半端な立場。保守的な人間には認められていませんでしたが、ルースにしかない能力が発揮されて大活躍することに。
頭の固い老人が多い中、竪琴師ノ長として長年尊敬されてきたロビントンは、目を輝かせて挑戦を楽しみます。 もちろん、メノリは新しい歌を書きます~。レサが息子を愛しつつ、出来がいまいちなのは承知しているといった指摘も!?
長いシリーズならではのオールスターキャストで、パーンの大事な時期を描きます。

読み応えがありますが、登場人物が多いのと、前半の科学的な説明は…いきなり、この本から読むのは無理ですね。
読む順が逆になりましたが~ほぼ同じ時期の「竜とイルカたち」の方がずっと読みやすいです。
せめて「白い竜」を読んでからなら、楽しめると思います。

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