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2008年5月

青梅大福とみぞれ牡丹

Vfsh5368ごく薄い緑色が品の良い青梅大福~中は、小さめの梅漬けが丸ごと一個入っていて、白餡でくるんであります。
梅ジャムみたいな柔らかい果肉とのバランスが絶妙delicious
みぞれ牡丹…だったと思うんだけど…
牡丹という命名が季節を出しているのでしょうか。
みぞれ…って、冬だけど~涼しげなので、和菓子的には夏なのか?
美味しいけど、普通~無難な感じで、同じ値段は高いような気もcoldsweats01

「説きふせられて」

ジェイン・オースティン「説きふせられて」岩波文庫

1818年発表、ジェイン・オースティン最後の作品。
タイトルは、エリオット家の次女アンが、恋人との結婚を反対されて諦めたことから。

ケリンチ邸に住む従男爵ウォールター・エリオットは身分と器量を鼻にかけ、3人の娘のうち美人の長女エリザベスに期待していたのですが、狙った結婚はまとまらないまま。末娘メアリだけが結婚していました。
ヒロインは父に似ない大人しいアン。父と姉には冷遇され、亡き母の友達ラッセル夫人が頼り。
19の年に相愛の仲になったウェントワースとの結婚を反対され、引き裂かれてしまいますが、8年後に皮肉な出会いが…

実の3姉妹のうちで、人柄は一番良いのに損をしがちなアン。一家が零落しかける時期に、幸せをつかむまで。
南イングランドの広大なケリンチ邸、妹メアリ一家の家庭的な暮らし、海岸の保養地ライムでの意外な展開、転居先の街バースでの社交生活へと、舞台を変えながら、恋模様が展開します。

ヒロインの性格など、前作「マンスフィールド・パーク」に似たところがあり、ある意味では焼き直し感もありますが、動きの多い前作に比べて、大人っぽく落ち着いてまとまった印象です。
いかにもオースティンな世界は、読者も望む所かと。
ユニークなのは、高齢な男性なのに器量自慢の父親という設定。
それと、遠縁に当たる跡継ぎの若いエリオットや、長女と仲の良い女性のキャラクターもなかなか曲者。
従男爵の娘であるメアリが夫や姑よりも上座に着く、など言われなくては全く想像のつかない当時の身分意識が端々に出て、ほほ~と面白く感じました。

5月は赤い薔薇

5月も初めなら菖蒲でしょうけど…
Vfsh5349全体なら薔薇がやっぱりイメージかな。
安いのが出回るので、玄関にもちょっとだけ。
鮮やかな緑に映えるのはやっぱり赤い薔薇かな~?
違う種類のを一本ずつです。
うちの庭には薔薇がないので~毎年、よそ様のお庭を見学して回っております。
まめに手入れする根性がないのと、どっちかというと和風の庭で、育ちすぎの傾向がある灌木がギッツリなため、植える場所がないんですよね。唯一、目をつけていたスペースは塀際でお隣にはみ出しそうな場所なので、ちょっと無理みたいでガックシ。
おまけに、庭に出るとかぶれるようになっちゃって…
…でもまあ憧れが募るのも、また見る楽しみの一つ~lovely

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

海堂尊「ジェネラル・ルージュの凱旋」宝島社

今をときめく?海堂尊の東城医大病院シリーズ3作目。
2作目の「ナイチンゲールの沈黙」と同時期に起こっていた事件ということらしいですが、2作目は未読。
「チーム・バチスタの栄光」から読んだ方が良いと思いますが、次はこれでもどれでも差し支えないのかも?

ICUの爆弾娘・如月翔子看護師は、その晩に見ていた舞台で倒れた歌姫と救急車に同乗して、勤務先の病院へ。
ベッドが満杯の所へ拝み倒して無理に押し込んだことで、看護師の上司からは叱責を受けます。
けれども、その判断で命を助けたのも事実。
救命救急センター部長の速水晃一には一言褒められます。実は速水に惹かれている翔子。

一方、その速水医師が特定企業と癒着しているという匿名の怪文書が。
病院長の依頼で、また田口公平医師が調べることになりますが、倫理問題審査会の面倒きわまりない手順に振り回されます。
速水とは同期で気心の知れている田口でしたが…

タイプの違う看護師たちの仕事ぶりと出世競争がなかなか面白い。
若き日の伝説的な指揮の巧みさで、血まみれ将軍と異名をとる速水医師がなんともかっこいいんです。
一番、読後感が良いかも知れませんね。

「大鴉の啼く冬」

アン・クリーヴス「大鴉の啼く冬」創元推理文庫

07年発行のミステリ。シェトランド島を舞台とする4部作の1作目だそう。
確かな筆致で、タイトル通りの期待に応える雰囲気と内容です。
女性作家が書いているだけあって地元のペレス警部もちょっとイイ感じ。意外なことにスペイン系の名前と外見で、実は昔流れ着いた人の子孫なんですね。
本土のインヴァネス署から来たテイラー警部と共に、捜査に当たります。

雪に埋もれた風景の中を行き来する女子高生、その親の教師たち、バイキングのような船主の息子、幼い子を連れた離婚女性フラン、大金持ちで地元では有名な元夫、知的障害のある一人暮らしの老人マグナス…
誰もがよく知り合っている村で、1年前に越してきた娘キャサリンが殺されていたのを近所に住む女性フランが発見します。

数年前の少女行方不明事件も思い出させて、その時の有力容疑者マグナスには冷たい視線が集中。
大きな祭りへと向かう時期に、村は紛糾することになります。
次第に解ってくる哀しい真実…

シェトランドといえば、シープドッグにセーターってぐらいしかイメージがないですね。
スコットランド北端からノルウェーへ向かう架け橋のような島の形。その中でも寒村というと、想像を絶するものが。
でも現代なんで、車で行けば大きな街もあるんだけど。全体の人口が少なく、力関係が固定してるんですね。
作者はこの地方の人ではないせいか、主な登場人物は新しく住み着いた人の方が多いので、徐々に共感しつつ入っていけます。

枕をめぐる問題

ためしてガッテンという番組で、ちょっと前に、座布団を枕にするのが一番良い、というのをやっていたんです。
使い古して固くなった煎餅座布団の半分ほどに、バスタオルを折って重ね、そこに頭を乗せる。
水平に寝た背中に対して、首の角度は15度上がっているのが、ほとんどの人に合う角度だとか。
枕が平らで固い方が、寝返りを打つ時に良いんだそうです。
柔らかいと、身体を動かしても頭が置いていかれてしまい、そこで首を寝違える、ということが起きる。
確かに、すごく柔らかい枕で寝違えたことはありました!

ただその~私が試したみたら、肩はやや楽になりましたが、首が凝りました。
数日、少しずつタオルの厚さや位置を変えて試したんですが、結局外しました。
私の場合、枕はほとんど無しでタオルだけだったので、高めのを使っている習慣の人とは違うかと。ヨガ的には枕は使わないんで。

先日、同じ番組で、やってみてダメだった人の再検討をやっていました。
その人の場合は、マットレスが柔らかすぎて、腰が沈んでしまうため、首の角度が15度に安定しないのが原因。マットレスを外したら、長年の肩凝りが治ったというんです。
う~ん、マットレスは使ってないけどなあ…
そこでタオルを厚めに出来るだけ四角く枕にしてみたところ、爆睡。お昼まで寝ちゃいました。
そう悪くないかも知れない…?
また昨日は、違う座布団を使ってみています。少し薄目の座布団。ちょっと、首が痛いかなあ…でも前の時ほどではないんですよ。
ものすごい肩凝りなので、少しでも減らせれば…と。
肩凝りの原因は一つや二つではないと思うし、肩の故障も治りきってはいないから、どうかなあ??

[追記]改めて座布団を試してみると、横長でしっかりしているのって、確かに寝返りをうつ時には楽です。
ただ、真上を向いて寝ている時に、やや首が上がりすぎな感じ…これって一番長い間こうやって寝ているわけですよねえ。
うちにある座布団では私には高い、んだと思います。バスタオル無しの座布団はちょっと、嫌だし…
今は、低い枕にバスタオル2枚を横長に重ねた状態で寝ています。まだ試行錯誤中です~。

「Teen Age」

「Teen Age」双葉文庫(角田光代・瀬尾まいこ・藤野千夜・椰月美智子・野中ともそ・川上弘美)

タイトル通りのテーマでの若手実力派?女流作家競演。
思春期の揺れ動く感情と、大人になれば懐かしいモチーフを扱って、みずみずしく気怠げで戸惑いつつも熱っぽい~若々しい息づかいが感じられます。
佳作揃いで、期待通りに読めるんじゃないでしょうか。
以下の要約はこれから読む人には不要だと思うけど、自分が作家の区別がまだつきかねているので、メモしておきます。

角田光代「神さまのタクシー」
 女子校で、カッコイイ憧れの上級生が放校されるのを、ふだんは仲の悪い同級生と見送る。
瀬尾まいこ「狐フェスティバル」
 転校してきた女の子を伝統あるお祭りに誘い、断られながら訪問し続ける地元の男の子。
藤野千夜「春休みの乱」
 親友の小清水さんには不思議な力があると信じる高校生…ホントなのかも!?
椰月美智子「イモリのしっぽ」
 進学先も決まった暇な時期、生物部の元部長の女の子は相変わらず部室やペットショップに出入りする。
野中ともそ「ハバナとピアノ、光の尾」
 ハバナでバイトする少年が、日本人の美女が恋人だったピアノ弾きを捜すのを手伝うが…幻想的なストーリー。
島本理生「Inside」
 母が入院した二週間の間に、家は崩壊の予感が。でも、真面目なBFとは進展が…!?
川上弘美「一美ちゃんのこと」
 予備校で知り合った一美ちゃんは、クロ-ン人間だという。しかも姉妹もそうだと。牛丼を一緒に食べたり、クローン牛を解放しようとしたり、というエピソードの不思議面白さと、のほほんとした語り口が印象的。

作風の区別がつき、日がたった今も内容をはっきり覚えているのは角田光代と川上弘美。
他に長編を読んだことがあるのはこの2人だということもあるけど、巻頭巻末を飾っているので力があるのも事実なのでしょう。
藤野千夜もちゃんと読んだことはないけど、区別はつくんです…
島本理生はあれでしたっけ…??
今後どこでお目にかかるか楽しみ~そのうち読んでみようとは思ってるんです。

抹茶あん団子

Vfsh5298緑茶にちなんだお菓子が目につく季節ですね。
抹茶あんのおだんご~
一本ずつケースに入れてあるので衛生的なのでしょうが、写真に撮るには映えないかも?
予想以上に美味しくて、あっと言う間に食べ切っちゃいました。
右はいつものごひいきの豆大福。
追分団子本舗のものです。

「リヴァイアサン号殺人事件」

ボリス・アクーニン「リヴァイアサン号殺人事件 ファンドーリンの捜査ファイル」岩波書店

ロシアの作家アクーニンの大ヒットシリーズ。98年の作品。
いぜんにシリーズ1作目だけ?訳されたことがあり、今回はシリーズ3作目4作目同時刊行。日本人が出てくるので選ばれたそうです。
エラスト・ファンドーリンというハンサムな青年外交官(実は特捜部)が探偵役。

パリで大富豪と召使い達全員が殺されるという大事件が発生。富豪は有名なコレクターでしたが、その割にコレクションで盗まれたのは一見取るに足りない物。
手がかりは落ちていた豪華客船の金バッジ。これを追ってパリ警察の警部が乗り込むのです。
19世紀末が舞台で、ホームズや怪盗ルパンの時代ですね。豪華客船の旅はちょっとタイタニックや、アガサ・クリスティの作品を思わせます。
大がかりな設定が往年のミステリの雰囲気を出していて、面白いですよ。
乗客達は国際色豊かで、論争になるとお国柄丸出し。戯画化されているけど、楽しめます。

アクーニンというペンネームは、日本語の悪人からとったという日本通。
三島由紀夫など数多くの日本作家を紹介しているそうです。
この作品でも数人の視点が変わる中に日本人・青野銀太郎の手記も出てきます。
留学からの帰途なのですが、小柄で見るからに異質、どうせ野蛮人と思われているのを逆手にとって楽な浴衣で外を歩いたり、かと思うと根深いコンプレックスを抱いていたりもします。

アクーニンには他にもたくさんシリーズ物の作品があり、パスティーシュ的な才能のあるかなり多彩な作家のようです。
莫言と世代は近いんですが~社会も育ちも違うんですねえ…

「パイレーティカ」

タニス・リー「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」小学館

ファンタジー作家タニス・リーの少女向け路線の作品。
イギリスの18世紀頃に似た異世界での海賊物。
共和制ということになっていて、ロンドンはルンドンといった調子で地名はもじってありますが、さほど違いはありません。

お堅い女学校の寄宿舎で貴族の少女達と暮らしていたアートは、頭を打って、6年間失っていた記憶を取り戻します。
その記憶というのが、亡くなった母のモリーが海賊だったこと。
悪い人と聞かされていたのですが、美しく生き生きとした母との思い出は素晴らしいことばかり。
寄宿舎を抜け出し、かっての仲間を訪ねて都のルンドンへ。
ところが仲間達は俳優で、舞台で海賊を演じていただけだというのです。
納得しきれないアートは、機会に乗じて海へ乗り出し、本物の海賊を目指します。
しかも、舞台の小道具だと思っていた宝の地図を凶悪な海賊達に狙われ、宝探しにも乗り出すのです。

最初のうちは、少女の妄想に合わせた展開なのか?これでいいのか~どうなるんだ…って、疑問点があるんですが。
そこをさすが上手く展開して~スリルある冒険と成長、恋と復讐、そして大団円へ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」が気に入った人が読んでも、楽しめるでしょう。思えばあれも~異世界みたいなもんですね。

「白い犬とブランコ」

莫言「白い犬とブランコ 莫言自選短編集」日本放送出版協会

「赤い高梁」などで知られる現代中国を代表する作家、莫言(モオイエン)の初期短編集。
川端康成の小説の一節にインスピレーションを受けたという短編で始まった、故郷を描いたシリーズ。
山東省高密(ガオミー)県が舞台です。

中国で深刻な飢饉や文革を生き延びたというのは、何ともすさまじい人生だったのですね。20世紀後半を生きてきた、ほぼ同時代人とは思えない重い内容。
共産党の時代になり、村を最小単位として共同での農作業が理想的な分配になるはずが、現実には不正が横行し、成績を上げようとして生産高を上乗せして報告したために不当に税が高くなり、ついには末端で未曾有の飢饉に襲われたとは…
それでも農民はたくましく生きていくので、生命力の強さが印象的。
飢えていた時期は何も楽しいことがなかったかというとそんなことはない、少し食べるものがあるだけで幸せだったのだから、と。

表題作は、久しぶりに故郷に帰って、苦い思い出のある初恋の人に再会する話。このタイトルでふつう?想像するような呑気な話ではありませんが~切ないです。

解放軍の話はほとんど自伝というか私小説?
中国のガルシア・マルケスという異名があるとか…この濃さと土着性、魔法的とも言える激しさ、豊かさ。納得。

「クアトロ・ラガッツィ」

若桑みどり「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」集英社

美術史家・若桑みどりさんの代表作といえるでしょう。力作です。
クアトロ・ラガッツィ(4人の少年)とは天正少年使節のこと。
世界を視野に入れていた信長の認可を得て、はるばるローマ教皇の元へと送り出されます。
日本人がキリスト教徒として優れた可能性があることを知らせようと考えたイエズス会のヴァリニャーノの発案でした。
4ヶ月後には信長が暗殺されたとも知らず、8年後に帰国した時には秀吉によって宣教師が追放された後だったのでした。
世界の動きと大名の動向がありありとわかり、宣教師にも出身や性格の違いがあったこと、宣教師達の見た信長・秀吉像もとても面白いです。

ヨーロッパで16世紀といえばカトリック教会の権威が揺らいだ時代で、そのために少年達は王侯のデモンストレーションに利用され、予想以上の歓迎を受けるんですね。
非常に真面目で優秀できちんとした彼らの印象は、長く日本人のイメージとして残ったようです。なんたって、日本人がヨーロッパに行ったの初めてだったんだから。
時代に翻弄された少年達のその後もさまざま。
東洋の一国・日本から船に乗ってイタリア・ルネサンスの研究に行っていた若い頃からの作者の思いも含めて、感動的です。

天正14年にいったんはイエズス会に保護状を出した秀吉でしたが、九州平定後に伴天連追放令を発し、清廉でお気に入りだった高山右近を改易してしまいます。急転するこのいきさつもダイナミック。
絶対君主になろうとする秀吉には、主君よりも神を大事にするキリスト教徒は、本来許せないわけです。でも平定前には利用していたのが、平定したとたんに猜疑心を強めたんだそうで。
ポルトガルの人身売買に秀吉が激怒したことや、スペインとポルトガルの征服者的性格に対する警戒もあったんですね。天正使節の親戚に当たる有力大名・大村純忠、大友宗麟が没した影響もあったのか。

天正18(1590)年、少年使節が帰国、いちおうは歓迎されるのですが…既に公の布教は禁じられていました。
イエズス会が駄目ならと甘い考えでフランシスコ会が来日して活動したことが裏目に出て、1597年には長崎で26人の殉教。
慶長13(1608)年には伊東マンショ、原マルティーノ、中浦ジュリアンはひそかに司祭となります。マルティーノは亡命先で尊敬する師ヴァリニャーノと共に働いたので、一番幸せだったかも?

1633年中浦ジュリアン殉教。隠れキリシタンの人々を支えた後のことです。何ともいたましいが60歳になっていたので、当時の本人にはやるべき事をし尽くした満足感があったかも知れません。
一人信仰を捨てた千々岩ミゲルは、どう生きたのでしょうか。最後に見た時にはキリスト教だけでなく仏教も何も信じない者の目になっていたそうで、ある意味では彼が一番現代人に近いというのも…何やら複雑な感慨を催しますね。

5月のお出かけ着・ブルー系

Vfsh5324食事会にお出かけしたスタイルです~。

お正月の着物ではもう季節感が変わっているので、例によって縫いかけの物から、今の季節に合う色柄の物を探して、仕上げました。
小紋で振袖って人間サイズではあまりないでしょうね?
寒色系のさわやかな小紋です。ちょうど柄の大きさも良いでしょ?これは割と珍しい物です。端切れで、ちょうど振袖サイズだったの。
最近は和柄はけっこう流行っているみたいで、前より見つけやすくなってますけど~前に買ったのがだいぶあるので、少しずつでも作らないとね。
Vfsh5320水色の髪飾りはU字ピンを自分でねじ曲げて、ビーズを通し、両端をボンドで留めた物(白いのと蝶型のは人間用の小さい物)
ビーズは色々あるので~ちょっと和風にも見えるでしょ。

Vfsh5330帯は前に作った物で、こんな感じです。
薄緑が良いかな、と。
帯揚げはちりめんの端切れ。
帯締めは太めに、若々しくしてみました。

都心の食事会

Vfsh5309帰国中の友達を囲んでのオフ会に行ってきました。
お通しはサラダと、蓋つきの入れ物の中に2品。
きんぴらと、何だったかな…
Vfsh5302焼き鳥8種。
みんなで分けるので、串から外すのに一苦労。そしたら一人が慣れた手つきで、これは回しながら外すのよと。そういえば、家ではやっていたかも?
Vfsh5307明太子入りのお好み焼き。
取りにくいぐらい柔らかいのでビックリ。
なかなか美味しい物でした。
Vfsh5308これは馬刺しだったかな?
ガラスのお皿に、菊の花びらを散らしてあります。

創作ダイニングという~和風中心だけど、何でもアリの洒落た居酒屋さんで。暗い部屋に掘り炬燵式の席、境に黒い鎖状の仕切りを垂らしてあるタイプ。
こういう所に行くと何を頼んで良いのか思考停止になってしまうんですが~変わったものを食べられて、面白かったです。
隣席の宴会が先に盛り上がっていて、酔客の大声には驚きました。山奥から降りてきたような心地~まあ、そっか?coldsweats01
こちらも負けじと?楽しくお喋り~ワイン少量でほろ酔いしてました。

「この本が、世界に存在することに」

角田光代「この本が、世界に存在することに」メディアファクトリー

とてもわかりやすい文章で、本好きのハートに響く短編集。
本名なのでしょうか、四角い字体でかっきり書いたような~誰にでもわかり気づかずにはおれないような骨太で着実な文章に、名は体を表す…という思いがします。

18歳の時に売った本に再び出会う「旅する本」はやや幻想的な趣。
本の好みが合った恋人と別れる時に、本を仕分けする「彼と私の本棚」は、本など読まないらしい女性と付き合うことになった彼への複雑な思いもありで、何となく気分が想像出来ますね。
幼い頃に近所に一軒しかなかった本屋に万引きした本の代金を返しに行く男性の話「ミツザワ書店」は店先で万引きも気にせず本を読みふけっているおばあさんがいたというのが、ある意味本好きの楽園として描かれているみたいですね。
子供の頃はさんざん立ち読みしたよなあ…と懐かしくなりました。
万引きはしてないですけどね。…してないよね?うん。(本を借りて返し損なったままってのはあるけどぉ)

中華粥のセット

Vfsh5297玄米粥と海老のあんかけセット。
急に寒くなったこの3~4日、身体を温めたいけど、でもすごくお腹が空いているほどでもない時に。
ほっとする感じです。

「ちんぷんかん」

畠中恵「ちんぷんかん」新潮社

2007年の新作、シリーズも6作目~(他に絵本「みぃつけた」があります)
安心して読めますね。

火事で煙に巻かれた若だんなが気がついた時には三途の川の河原に。なぜかついてきてしまった鳴家たちを帰そうとするうちに…「鬼と小鬼」
お払いで有名な広徳寺の僧・寛朝の弟子となった秋英が、初めて依頼者の話を一人で聞くようにと任されたところ、お払いするはずの絵の中に入り込んでしまい…「ちんぷんかん」

他に、若だんなの異母兄・松之助の縁談をめぐっての作品が続きます。
松之助は普通の人なので、お江戸の人情物といった感じですね。

若だんなは大妖を祖母にもち、死んだ子の魂が生き返ったという運命的な生まれつきで異常に身体が弱く、長生きは出来そうもない身の上。
たとえ普通に生きたとしても、若だんなを大事に思っている妖怪の手代達から見れば、一瞬のようにはかない時間しか、一緒にいられない…
今回はそんな命のはかなさを感じさせる話が多かったような。
作者の心境を反映しているのでしょうか?
桜の花びらの精・小紅の話は季節柄ピッタリでした。

「中庭の出来事」

恩田陸「中庭の出来事」新潮社

2007年の作品で、たくらみに満ちた複雑な構成のミステリ。
ホテルの中庭で行われたパーティで、再婚したばかりの劇作家・神谷華晴が毒によって謎の死を遂げます。
「告白」という一人芝居を演じる女優を選ぶために、3人の女優をオーディションしている途中のことでした。
大女優、中堅の個性派、若手のサラブレッドという~まったく違う3人。
しかも、女優自身の人生の要素を交えて脚本を構成し直そうという野心的な企画。何か裏があるのでは、という可能性も…?

事件と、オーディション、捜査段階で繰り返されるシーン。
そのたびに少しずつ変化していく供述と推理。
劇作家・神谷のインスピレーションの元となったらしいのが、新宿のホテルの中庭で起きた若い女性の死。これについての推理も随所に挟まれてきます。
さらに、山の中の廃駅を劇場にしたという場所での舞台公演をめぐっての話も絡んできます。

ただのミステリじゃ物足りない!?という人向けの知的遊戯というのか~迷宮のような感覚を楽しめれば面白いでしょう。
作者の演劇好きも感じられて、女優のオーディションというのは面白いのですが~ちょっと、過程がややこし過ぎて、解決した感覚が起きないのが難かなあ?

小さなケーキセット

ハーフサイズのケーキ3種セットです。
Vfsh5290右手前のショコラのシフォン~カラメルのクリームが美味しかったです。
右上は苺と練乳のムース。
あ、しまった~横から見える写真にすれば、良かったのに。
ショートケーキ風に~薄い層のスポンジと、練乳入りのムース、苺のジュレ、苺のムース、生クリームが重なっているものです。
懐かしい甘さ。
左上は、りんごとアプリコットのタルト。
ぱさっと焼きたて感のあるタルト生地が美味しかったです~delicious

「マンスフィールド・パーク」

ジェイン・オースティン「マンスフィールド・パーク」中央公論社

ジェイン・オースティンの読んでいない作品を読んでみようかと。
オースティンの完成された長編は6作しかなく、すべて1810年代に発表されているんですね。なるほど~映画だとファッションが同じわけだわ。
これは1814年発表、最後から二番目の作品。モームに完成度が高いと評価されているだけあって、面白かったですよ。

パークというのは公園ではなくて、荘園というのか~広い庭園のあるお金持ちの屋敷のことだそう。
お金持ちの親戚に引き取られた内気なファニー・プライスが、中途半端な立場で忍耐強く暮らし、ひそかに想う従兄のエドマンドには想われず、想わぬ人に求愛されて苦悩しますが…

まったく違う結婚をした親世代の三姉妹は、長女がやかましやのノリス牧師夫人、これはかなり性格が悪い。
美人の誉れ高い次女がマンスフィールド・パークに住むサー・バートラムの令夫人となっています。おっとりして品は良いけど、至ってものぐさと喝破されています。

末がプライス海軍中尉夫人~財産もない相手と駆け落ちしたこの結婚は家名を汚したとキッパリ言われる有様。
当時の価値観て、そうなんでしょうね。
少々わがままな従兄姉たち、隣家の人々などの鮮やかでちょっと意地悪な描きわけがおみごと。

ヒロインは真面目すぎるほどで、ちょっと説教臭いとも言えますが~先を知りたくてたまらなくなる物語の書きっぷりに引き込まれます。
短期間だけ実の親のプライス家に里帰りしたファニーが、めちゃくちゃな暮らしぶりに閉口するあたりも何とも面白い。
貧しくても召使いを2人使っていて、でもその女中をちゃんと仕込めないのが主婦として問題らしい。食器がきれいに洗ってないので気持ちが悪くなって食べられないファニー、だったら自分で洗えよと言いたくなりますが~この場合そういうことをしてはいけないらしい!?

エドマンドが恋するメアリは、派手で魅力的だけど実は誠実さに欠け、堕落した所がある都会の女。でも、現代の感覚からすれば、そんなに悪くないんですよ。
牧師になろうというエドマンドとは、確かに似合わないですけどね。

名も知らぬ花たち

Vfsh5252ご近所で見かけた可愛らしいお花たちです~。

名も知れぬといっちゃ、失礼ですよね!?

Vfsh5253Vfsh5255

Vfsh5256私が知らないだけで…

美しい名前が付いていることでしょう~。

Vfsh5262

よそ様の花

Vfsh5250買い出しに出る時などに、ご近所を少し遠回りしてうねうねと歩くと、家にはないいろんなお花を見ることが出来ます。
Vfsh5251近所でも場所によって日当たりが違ったりすると、咲く時期も違うみたい。
Vfsh5258こういう小さな花、大好き~happy01

しっとりロールケーキ

Vfsh5274立川エキュートからのおみやげ~
しっとりロールケーキ、柔らかかったです~。
口当たり軽いけどカロリー的には危険っす…
Vfsh5276もう一つ、白くてフワフワの丸いの~(名前は不明)
下半分がミルクゼリーなので、見た目よりは軽いです。
上はメレンゲと生クリームを混ぜたのかな?
レアチーズとスポンジ生地もほんの少し入って複雑な味わい~美味しかったです!

家族で食事

Vfsh5273お寿司をとったので、付け合わせに作った料理です。
手前はポテトサラダ~ドレッシングであえたレタスの上に、じゃがいも、にんじんの銀杏切り、胡瓜の塩もみ、ハム入り、マヨネーズあえ。煮ただけのアスパラ添え。
おみそ汁は昆布で出しをとり、豆腐となめこ、春菊の葉の部分を入れて、あっさりと。なめこを大量に入れる時には煮干し出しで作るんですけど、今回は小さめの缶詰だったので。
奥の右は煮たリンゴとそら豆とチーズのヨーグルトあえ。歯が悪い高齢者向けメニュー。
お寿司にない栄養素で、醤油味でない物をちょっと添えようと。
Vfsh5270兜煮はお寿司屋さんのキャンペーンによるサービス~美味しかったです。
なんか、これだけ写真に撮ると怖いけど‥coldsweats01

揚げ饅頭そば?

ゆうべやっていた番組で、ご当地の名物料理が色々話題になっていました。
というか~その土地の人にとっては、普通のことらしい?
静岡のタクアン入りのお好み焼き、徳島だったか?甘い豆入りのお好み焼き、青森の煎餅の天ぷら、どこだったか~苺シロップ入りのもんじゃ焼きとか…
煎餅の天ぷらというのは、小麦粉で出来た南部煎餅に衣をつけて揚げるんですね。天かすみたいなもので、他の物があれば、いけるんじゃないかな。

福島の揚げ饅頭というのも、お饅頭に衣をつけて揚げている段階では、まあそりゃ、美味しいでしょう?
でも、おそば屋さんで、うどんだったか?麺と揚げ饅頭2個を頼み、麺の上にのっけて食べ出したんで、ちょっと…??
ところが、これがスタジオでは大好評で、試食人気1位に!
あんことお醤油味のつゆが意外に合うんだそうですよ。へえぇ~。
ちょっと嬉しいような気も。
うちの親は福島の出身だからですが、まったく聞いたことがないそうです。
比較的近年の流行なのか、うちの田舎は辺鄙だからか?

今日のお昼は、福島の伯母から送られてきたちまき(餅米を笹の葉で三角に巻いて蒸した物)と、おつゆがわりのミニそうめん(青梗菜、しめじ、卵、焼き豚、葱入り)でした。
ある意味、似ていないこともない…?ちまきは、麺の上にはのせなかったですけどね。

名残のチューリップ

Vfsh5247低い八重咲きの白いのが一番最後に咲きました。
こういうのも可愛らしくて好き。
チューリップなのか何だかよくわかりませんけどね~。
奥の背の高い黄色のも割と遅く、花が小さいので、雨風に耐えているようです。
写真だとやけに奥行きが強調されますけど~1メートルちょっとの距離なんですよcoldsweats01

このミス2008

「このミステリーがすごい!2008年版」宝島社

2006年11月から2007年10月までに出た広義のミステリの人気ランキング本です。
国内73人海外73人ずつの投票で6冊ずつ選び、1位10点、2位9点、以下~6位5点という計算法。
20周年ということですが~20年の総括は前のだったか、特集号だか、どっか他の本でやっていたような。

出た時点でぱらっと立ち読みはしたんですが~
自分が少ししか読んでいないのはともかく、上位に食指の動くのが大してなかったのが寂しかったですね。でも細かくチェックすれば、おっといろんなのがあるぞ、というわけで。

国内編1位は佐々木譲「警官の血」、2位は桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」
読んでません~どっちも図書館にずっと前にリクエストしてあるんだけど。
国内で読んでるのは…
7位の「サクリファイス」8位の「楽園」17位の「悪人」18位の「中庭の出来事」(昨日読んだばかり)
21位以下(これ以下は順位がつかない)13点以上のリストの「私の男」「吉原手引草」
ベスト10にも足りないわ~まぁ仕方ないっすね…

海外編1位はディーヴァーの「ウォッチメイカー」ハイ、読んでます!
あとは~3位の「TOKYO YEAR ZERO」を最近読んでみたけど、好みじゃなかったです。
13位「病める狐」…やっと、このへんですかね~。
15位「双生児」…去年の作品として印象的ではあるけど、どっちかというとSF。
17位「異人館」知る人ぞ知る実力派ヒルの単発物。
18位「夜愁」ウォーターズは前作でミステリの女王になりそうな勢いでしたが、これはもう普通小説~評価は高いけど。
21位以下「再起」「終決者たち」「幼き子らよ、我がもとへ」
え、これだけ?誰も投票しなかったやつで、何か読んでるかしらね~。

仮に私が投票するとしたら、国内では「楽園」1位、「悪人」2位、「吉原手引草」3位、「私の男」4位、「中庭の出来事」5位、「ちんぷんかん」6位かな。

「悪人」は連載で読んでいたためブログで紹介はしてませんが~出会い系サイトで知り合った男女の関係を描き、犯人の男は悪人とされるわけですが、これが(問題はあるけど)悪いヤツじゃなくて気の毒で泣かせます。
「ちんぷんかん」の畠中恵はいちおう巻末のリストに入ってるけど、時代物かファンタジーの要素が強いので、誰も投票しないみたいですね~13点以下なのかも。
あれ、伊坂幸太郎は?去年じゃないのか~。

海外だったら~1位「ウォッチメイカー」最近のディーヴァーでは一番気に入ったので。
2位「再起」フランシスの復活を祝して。
3位「病める狐」お気に入り作家ミネット・ウォルターズのまずまずの力作。
4位「異人館」歴史がらみだし、なかなかの出来で好感度高し。
5位「夜愁」じつは一番印象が強いんだけど、ミステリとは言い難いので、このへんで。
6位「幼き子らよ、我がもとへ」歴史物だから~ひいきしてみました。アイルランドの7世紀というのが渋い!ヒロインは清新です。

次点「警視の週末」これは女性作家のコージー系と思われてるのかも知れませんが読み応えあります。「異人館」とちょっと似た要素があって、面白かったですよ。
あら、「終決者たち」が入らなかった…う~ん?

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