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「太陽の塔」

森見登美彦「太陽の塔」新潮社

大学生の笑えて切ない失恋妄想小説。
これでファンタジー大賞を受賞してデビューしたとは知りませんでした。
ファンタジーかなあ…?そういえば、そういう雰囲気もあります。
叡山電車や百万遍交差点など、京都には名前だけでもファンタジックな場所や物があるんですね~。

主人公は休学中の5回生という~大学生といってもかなり追いつめられた状況にあります。
華のない生活で、モテない同士のおかしな仲間もいるのですが、思いは3回生の時に奇跡的に出来た恋人・水尾さんへと向かいがち。
膨大な水尾さんノートなる物を作っていて、1年前にふられたのに、いまだに彼女の行動をさりげなくチェック。自分はストーカーではないと理路整然と語っておりますが…
悪い奴じゃないんだけどねえ。
ふられるに至ったいきさつも笑えます。
まあ、しょうがないさ!若い時の恋はなかなか続かない~でも失っても恋しないより恋した方が良いんだよ、と肩を叩きたくなります。

太陽の塔、ってあの!万博のだったんですね。
主人公も水尾さんもひじょうに強い印象を持っていて、水尾さんがはまっちゃったというのがまた笑える。
あとがきの本上まなみさえもそうらしい。う~ん、まあ、確かに。
岡本太郎氏はハンパじゃないですね~。

あとがきが本上まなみなのは、作者がファンだかららしい。何しろ、主人公が自転車に「まなみ号」って名付けてるんですよ。
ちょっと「夜は短し恋せよ乙女」のヒロインとも通じる所あるし…なるほど、清楚な外見で~けっこう自然に人を振り回すようなタイプが好み?coldsweats01

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コメント

これはちょっと読みたいです。
実は我が家には太陽の塔のミニチュアがいくつかあります。
家人が岡本太郎が好きなのです。
中でも太陽の塔が好きなようです。

そして、私は本上まなみ好きです。
顔は左程好みではないのですが、雰囲気とか文章の
リズムが合うんですよね。
という訳で、興味津々です。

櫻子さん、
太陽の塔のミニチュアが家にある?!
なんと~いや、岡本太郎さんは良いですよ。
太陽の塔、見ましたよ…

しかも、本上まなみが好き?
話す時の感じが良いですよね。
癒し系とよく言われましたが、自分でどんどん行動する方だから違うんじゃないかと本人は語っていたのが印象的だったんです。
それは、この作品は読まなくては~happy02

太陽の塔というと、万博の時、中に入るのを断念した覚えが・・・。
あの頃たくさん出ていた子供用のガイドブックによれば、中はオドロオドロしい岡本太郎わーるどでしたねぇ。今は老朽化して危険なので、中には入れないんですってね。昨年だったか、抽選で人数限定して中に入るイベントをやったらしいです。私と同じくらいの年の女性で、子供の頃の感動を思い出したのか、少し涙ぐんで出てきた人がいたなぁ。って、万博の話で盛り上がるところじゃないですよね。実は万博は子供の頃に大量の情報をすり込まれたので、反射のようにいろんなことが甦ってしまうんです。でもなぜか回りの同年代の人で同じテンションで語れる人がいないので、話し始めるとどんどん出てきそうで危ないの(笑)。

本上まなみは、いつの間にかテレビに出る人から物書きになっていましたね。書き始めた最初の頃は、あー、またタレントのエッセイか、と思ったのですが、なんかそっちが本業になってしまったようです。まぁ、子育て中っていうのもあると思うけど。ちなみに、わたしはメガネをかけている彼女の方が好きです。

しあんさん、
万博について語れるんですか!
私は家族で見に行って、関西の親戚の家に泊まったんですよ。
人が多いのと、広いのに驚嘆しましたね。
でも具体的に見た物って、そんなに覚えてないかも…広場の感じは覚えてますが~。

太陽の塔、中へは入ってないと思います。混んでるのはほとんどダメでしたもん。
「宇宙からいきなり降り立ったよう」って書かれていて、な、なるほどと…。
まわりにパヴィリオンが建ち並んでいればともかく、それがなくなった公園に太陽の塔だけがあるインパクトってのもなかなかすごいんじゃないかなあ~happy02

>万博について語れるんですか!

いや、もう、当時は雑誌の特集やガイドブックを、それこそ舐めるように読んだので、自分が行っていないパヴィリオンのことまで、まるで見てきたように語れますcoldsweats01
語る相手がいなくて、とても寂しいですweep
人間洗濯機~~~、あー、あった、あった!サンヨーのパヴィリオンだよねっっとかいって盛り上がりたいのになぁ。

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