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「紙の迷宮」

デイヴィッド・リス「紙の迷宮」ハヤカワ・ミステリ文庫

これ一時話題になっていて、読んだつもりになっていてすっかり忘れていたわ~、と思って読み始めたら~実は読んだのを忘れていた、という…(爆)
2001年アメリカ探偵作家 クラブ最優秀新人賞を受賞した作品でした。

18世紀初めのイギリス。
元拳闘家の主人公ベン・ウィーヴァーが捜し物を手伝う探偵業の走りのような仕事を始め、やがて金融界の闇に立ち向かいます。
まだ警察もない時代、盗品を取り返す仕事をして英雄と目されているのが実は盗賊の大本締めという有様。これは実在人物です。
主人公は堅物で冷たい父に反発して家出、若い頃は非行を重ね、裏事情にも通じているという設定。大本締めのライバルとなっていきます。

落ちぶれた貴族のバルフアの訪問を受け、バルフアの父が馬車に轢かれた事件はウィーヴァーの父の死とも絡んだ殺人事件だと言われます。
久々に家族の元を訪れ、成功した株屋だった父の関わった南海会社の株偽造事件を調べる事に。
気の良い外科医の親友と共に進める調査は、(何しろ探偵小説もないわけだから)何のノウハウもないので、なかなか進みませんが~
ユダヤ人社会の様子や当時のカフェや仮装パーティーなど、歴史好きなら興味が尽きません。
時代的には「トム・ジョーンズの冒険」あたりと近いですね。そのちょっと前になります~。

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