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「額田王の謎」

梅沢恵美子「額田王の謎ーあかねさすに秘められた衝撃のメッセージ」PHP研究所

ヤマト王朝は蘇我物部系の娘に婿入りして始まった…?
畿内の王族との結婚が大事だったと作者は切り込んでいきます。
確かに王朝成立当初は大王の絶対性などはなく、豪族の連合のようなもので成り立っていったのでしょう。
額田王は王族で三輪山の巫女というのも納得。
額田は物部系という新説で、だからこそ天智は額田と結婚する必要があり、実は天智の皇后と同一人物~とは、すごい説。
そこまでは考えなかった…!?

天智天皇の皇后は倭姫王(やまとのひめみこ)といって、古人大兄皇子の遺児。(この名前は巫女の総称のようではあるんですよね)
生没年不詳で、子供もなく、詳しいことがわかっていない女性です。
コミックの「夢の奥城」がこの女性を主人公にした物語でした。
それを読み返した翌日にこの本を読んだので、ええ~額田と同一人物!?
もしかして、存在しなかった!?と仰天。

資料が少なすぎるので、古代史ってどこまでいっても証明はしきれないけど~それだけに大胆な仮説も成り立つんですね。
額田王について日本書紀に一行しかないのも確かに相当な作為を感じさせますし…
これも突飛なように思いましたが、なかなか整合性があって迫力!面白いです。

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コメント

ええ?!
額田王の倭姫王が同一人物ですか~
一人二役はミステリの王道ですから、それはそれで面白いですね。額田王が物部氏? けど、物部氏は先の蘇我氏との戦争で滅亡したのではなかったのですか?? 天智の母親は蘇我系ですし古人大兄はもちろん蘇我氏系なので、その辺はどんなふうに説明してあるのかな?

marieさん、
なかなかすごい説でしょう~!?
証明は出来ないことですが、絶対に違うという証明も出来ないかも。

ええと、まず物部と蘇我は同族。同族内での争いがあって、物部の大立て者は滅んだけど、一族全滅したわけではないと。
額田の父は鏡王となっていて、これが物部系と推定。物部は神を祀る家なんですね。
古人大兄の娘の倭姫王ってのは、え~と、いたかもしれないけど、皇后ってのは違うってことですね。
額田の名前を正史上では倭姫王の名にしたってことかしら…??

父が古人で母が実は物部ってこともありえなくはないかも。単なる想像ですが…
何しろ、鏡王って一言しか出て来ないんですから。

鏡王の娘で額田の姉とされる鏡女王の墓が舒明天皇陵の敷地内にあって、王族の端くれというよりもっと天皇に近かったのではという推測は、けっこう強力なんですよ。
ややこしいんですけど(@@;

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