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「天の果て地の限り」

大和和紀「天の果て地の限り」

大和和紀の懐かしいコミックスを探し出して読みました。
昭和53~54年のミミ3回連載だそうで。mimi!そ、そういえばありましたね。今もあるんでしょうか…
ふさふさした黒髪巻き毛長髪の中大兄皇子は情熱的で激しい性格をあらわし、薄茶の素直なウエーブの大海人皇子は優しく誠実で寛容、やや地味?といった印象。優しいので初恋の相手にはふさわしい感じ。
さらに中臣鎌足ときたら~金髪ストレート!いや銀髪かな…これは主役ではないが美形でクール、頭が良いという記号ですね。
まるでチェーザレ・ボルジアと腹心のミケロットのようです。

昔の絵柄なので癖があるけど、少女の心の動きはさすがに上手い~面白かったですよ。
額田は代々神官の家柄に生まれ、あくまで巫女として生きようとする。大海人との間に娘が生まれても皇子のもとへやり、自分は一緒には暮らさない。
天智に求められても妃の地位は断るという展開。畏れ憎みながらも、どちらかというと深く愛したのは天智?
男は最初に愛した人、女は最後に愛した人を忘れないという俗説に合ってるみたいですね。

この展開はほぼ、井上靖の「額田女王」に沿っていますが、原作というわけでもないらしい。
ほとんど恋愛に絞った話で、幾つか違いもあります。
漫画では幼い日にも出会っていたという設定で、中大兄は実はその日に恋に落ちた、と鎌足に言わせています。大胆で冷酷な男の~ひそかな弱みが女心のツボ?

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コメント

まああ、なつかしいわあ!!
巻き髪ですからねえ、天智さまが(笑)ほとんど外国の王子です~ 
あの当時のマンガの王道は、ふつーの女の子が複数のいい男から愛されるというシチュエーションだそうです。額田王は二人の未来の天皇から愛されるんですから、格好のヒロインですね。宝塚版では、馬に乗った大海人に拉致されるんではなかったかしら? たしかマンガにもあったような…

marieさん、
王子様ですよね~(^^)

>あの当時のマンガの王道は、ふつーの女の子が複数のいい男から愛されるというシチュエーションだそうです。
あ、そうでしたか?
当時の流行だったんですか~ほほう。
青池さんのティリアンなんかも出てきた頃なので、一見悪役のようなのも受け入れられる時代だったのかなと考えてましたよ。
昔は一人の男性を女の子が争うってのもあったけど、逆の方が良いかしら、やっぱし(@@;

馬に乗ってさらう、宝塚でもそうでしたっけ!
漫画でも井上靖でもそうですよ!
黒岩重吾も、前後の事情は違うけど、馬は出てきますね。
これが王道?(^^)

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