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「おまけのこ」

畠中恵「おまけのこ」新潮社

「しゃばけ」シリーズ4作目。
江戸は日本橋の大店・長崎屋の若だんな・一太郎が主人公。
病弱なため大甘な両親に大切にされている若だんな(若だんなといってもまだ男の子ですが)~気が優しくて、なかなか頭も良い。
実は祖母が大妖という~妖怪の血を引いていて、周りについている手代も妖怪。
屏風にも、妖怪…
部屋は妖怪だらけという生活で~身近に起こる事件を解決していきます。
読みやすくて、水を飲むようにするする入ってきます。

若だんなの子供の頃の話が、少年探偵団のようで可愛い。
かと思うと、18になった若だんなが吉原へ?!という話の意外な展開もなかなか。
顔を真っ白に塗りたくる化粧を止められないお雛さんの話も面白かったです。

最後の話の鳴家(やなり)も可愛い~!
家につく小さな妖怪できゅわきゅわ喋っているだけで害がない感じなのですが、これがほろっとする展開。
シリーズの中でも良い方だと思います。

「しゃばけ」で第13回(2001年)日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞してデビュー。
その後の活躍はめざましいですね。

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コメント

週刊誌の連載でとぎれとぎれに読んで、なんとなくこんな話なんだなあと思っていたのですが、「しゃばけ」の文庫本が「新潮文庫の100冊」に入っていたので、買って読んでみました。なるほど、最初はこんなふうに始まっていたんですね。
かわいらしくてユニークなあやかしばかりで、「百鬼夜行抄」の落語版?みたい暑い夏の夜に読むのにぴったりですね。

marieさん、
これ読みやすいですよね。
連載してるんですか~。
>かわいらしくてユニークなあやかしばかりで、「百鬼夜行抄」の落語版?
言えてます!
猛暑の日でもちょっと涼める?(^^)

私もこのシリーズは、江戸時代版「百鬼」のようだと思いました。

父も愛読しています。(ちなみに父は「百鬼夜行抄」も気に入っています)
カラー文庫で出ている鳥山石燕『画図百鬼夜行全画集』には、このシリーズに登場する妖怪の絵がほとんど載っています。
父が付箋をつけながらチェックしたのですが、何だったか忘れたけど一つだけ見つからないと言っていました。

ずっと私が先に買って、父にまわしていたのに、最新作「ちんぷんかん」は向こうに先手をとられ、やっと今になって読むことができました。(だって、父が持っているのを自分も買うのはばからしいんだもん)

無幾庵さん、
今日は。お暑うございます~(^^)

コミックの「百鬼夜行抄」が読めるお父様!柔軟な感性ですねえ~(^^)
しかも「ちんぷんかん」を先に入手とは羨ましい(^^)

>カラー文庫で出ている鳥山石燕『画図百鬼夜行全画集』には、このシリーズに登場する妖怪の絵がほとんど載っています
わあ~知らなかった、探してみます!
古式ゆかしい?妖怪さん達だったのね(^^)

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