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「青い鷹」

ピーター=ディキンソン「青い鷹」偕成社

「エヴァが目ざめるとき」「キングとジョーカー」が面白かったディキンスンのこれは児童文学。
児童というより文学の方に比重がかかっていると思って下さい。
小学生には難しい内容です~主人公は子供ですが。
紀元前2千年あたりのエジプトがモデルらしい歴史ファンタジー。
77年ガーディアン賞受賞作。

神官として修行中の少年タロンは、神殿の儀式で「神の羊」に選ばれます。
年に一度、王の命の蘇りを象徴して青い鷹を生け贄にする役なのに、具合の悪そうな鷹を連れてふと会場を出てしまう…そのため命も危うい立場となり、荒野で一人、鷹の訓練をすることに。
鎖国状態で神官が王の生命も握る閉鎖的な国の有様に、しだいに気づかされるタロン。若い王の信頼を得て、神とは何かと問いかけながら、巡り合った人々と力を合わせていきます。 

エジプトって、そのまま書いてもファンタジーなんですよね。詳しい資料や長編小説が残っているわけではないので、もちろん、作家の想像力によるものですが。
なかなか面白かったですよ~「ゲド戦記」やサトクリフの児童文学がお好きな方にはぜひお勧め。

知る人ぞ知る人気作家というか~ジャンルが多岐にわたるのと日本では名前の表記がディキンスン、ディッキンスン、ディキンソンと違うために全貌がわかりにくくなっているようです。
しかし名前と姓の間に・じゃなく=を使うのは変じゃないですかね?

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