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「そろそろくる」

中島たい子「そろそろくる」集英社

「漢方小説」がなかなか良かったので、読んでみました。
30歳を過ぎたイラストレーターがゆで卵を上手く剥けずにいらいらするシーンから始まります。
そーゆーことってあるよね~と苦笑。
さて、きっとくる~のは何でしょう?
PMS(月経前症候群)…ちょうどこの本が出た頃に話題になっていたような気もします。
イライラしたり、ばか食いしたり、泣き出したりとこの症状を知ってみると~もろ当たりのヒロインは、恋人が出来たのもひょっとしてその衝動のせい?と動揺します。

何も知らない男性には読んで欲しいかも。
ただ個人差がかなりあるんでねえ。一人の症状で一冊まとめすぎ?月に一度ではなく年がら年中起こしているみたいな感じがしてきて…
前作同様、人間関係はほどほどでわかりやすく、前よりあっさり気味かな?楽にするすると読めます。
年下の彼氏の淡々とした様子もけっこう味がありますが、もう少し具体性というか実在感が欲しいかも。
男性にもPMSみたいなもの(たまに来るどうしようもない気分の揺れ?)があるのかも知れないという視点はゆとりがあって良いですね。

月経前というのがポイントなので、始まってしまうと落ち着く(少なくとも精神的には)という書かれ方なんですが、どうでしょう~肉体的にはもっとしんどいし、ぼんやりしたりして仕事にならない場合もあります。
生理休暇が必要な人もいる、ということは常識として知っておいて貰いたいかも?
この作家さんは子供が出来ない不安や出来た時の変調なんかもいずれテーマにするのかしらね。

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