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「歳時記を生きる」

岸本葉子「歳時記を生きる」中央公論新社

ちょっと前に新聞で元気そうな写真を見かけ、そういえばガン体験公表後の著作は読んでないなと思い、2004年発表のこの本を読んでみました。いぜんに他のを2~3冊ぐらいは読んだかと思います~。
現代版の歳時記というか、月毎の生活についてのリアルなエッセイで、とてもわかりやすい。
ふと「今年が最後になるかも知れない」という思いで景色を眺めたりする…といった感慨や、ガン患者の会へ父親と共に参加する下りなど、ちょっとしみじみとしますが、他は特に言及はありません。
どちらかというと~都会で暮らすシングル(老親つき)として、共感する所が多かったですね。

公園や電車の中でカップルを観察したりするのも何やらおかしい。
微妙に無礼な若いモンに対する視線が厳しくなっているあたりが、大人になってしまった感じかな。
ガシガシ文句つけたり要求通したりしない所が、まだオバサンにはなっていない?理性でしょうか。

私も寒がりなので、デパートで季節の先取りをし過ぎるために今着たい衣服が手に入らない不満など、よっくわかります。あれは決算の関係なのか、日本人には一斉に衣替えする感覚があるからなんでしょうか。最近はバーゲン時期も早くなっていて、よけいワケがわからなくなってますね。
一人で冬服をしまう大変さ、クリーニングに出そうか自分で洗濯しようかどうか迷ったりする気持ち、等々。
40過ぎて初めて日焼け止めを使ったとあり、あまりお化粧する方ではないので、慣れない化粧品のカウンターへ行った時に緊張するとか。色々ありますよねえ…わかるわかるって感じ。
最近になって、改めて季節感を大事にしたくなったという感覚は世代的な共感かしら。
この方はまっとうな人間だなあと思います。頭が良くて真面目でいかにもスッキリとして…男性からしたら付け入る隙が無いんでしょうかね!?

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