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「となり町戦争」

三崎亜記「となり町戦争」集英社

普通に会社勤めをしている若い男性がある日、町の公報に小さな記事を見つけます。
隣町との戦争を始める…と。
不審に思いながらも、何事も変わらないように見える生活の中で、いつも通りに通勤を続けていると、戦死者の数が公報に載っている…。
なんと公共事業として企画され、事務的に、いつ終わるかまで決められている戦争だったのです。

どぎつい戦いの描写はありませんが、いつしか巻き込まれていくあたりは怖いです。
淡々とした描写が妙にリアルで薄気味悪く、まさかこんなことはないよね、と途中で立ち止まって考えてしまいます。
最近の空気だと~突飛とばかりも言えないような怖さがありますね。
島国だから、となり町とはないだろうと思うけども。これが国境地帯だったら冗談じゃない話になるかも…その場合は発想の面白さに不意をつかれるということはなくなるけど。

一般人には実感のない所で、行政が動いてしまうっていうのは現実にあるかも!?
第17回すばる文学賞受賞作です。

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