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「12番目のカード」

ジェフリー・ディーヴァー「12番目のカード」文藝春秋

ディーヴァーのライム・シリーズ最新作。
元警部リンカーン・ライムは捜査中の事故で首以外は動かない付随の身となっていますが、鑑識の天才。
恋人で警官の美しいアメリアをはじめ協力する仲間たちと最新機器を駆使して難事件に立ち向かいます。
911以後忙しくなった警察の要請で少女が図書館で男に襲われた事件を担当することに。ハーレムの公立高校に通う16歳のジェニーヴァは黒人で南北戦争当時の140年前に先祖が載ったとぎれとぎれの新聞記事を調べていた所でした。男の子のように痩せていて頑固なこの少女がなかなか優秀で、風変わりな個性を発揮します。

命を狙われた理由が二転三転… いつものどんでん返しはありますが~それほど毒がなく、楽に読めました。
ライム・シリーズの初期作品にあった恐ろしいような切れ味や濃厚な熱っぽさは感じられませんが~社会正義の方に重心をシフトしているのかも知れません。
ライムとアメリアにはほんの少しながら希望が見え、ライム一座の興行って感じでしょうか。

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コメント

最後のどんでん返しは無意味…という意見を聞きましたが、同感です。お話はそれなりによくできていたと思うのに、なんだか緊迫感にとぼしいというか、読む方も「なあに、ディーヴァーおじさんがこんないいコを殺すわけないもんねえ」とたかをくくって読んでいたのかも。
文春のベスト10のみ、これが「クリスマスプレゼント」より上位にラインクインしていたように思います。

marieさん、
十分読めるんですけど、いぜんのような緊迫感がないんですよね。
でも毎回あまりすごい展開でも疲れるしな…っていうのが、911以後の空気としてあったんじゃないかなあと推測してます。全市を恐怖に陥れる凄腕の連続殺人鬼とか、あまり読みたくないんじゃないですか?(@@;

>読む方も「なあに、ディーヴァーおじさんがこんないいコを殺すわけないもんねえ」とたかをくくって読んでいたのかも。
ああ、なるほど!
この子が死ぬかも知れないなんて、全然考えなかったわ…。それに~彼女が真犯人かも知れないという可能性もないし…(^^;

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