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「いとしさの王国へ」

角田光代ほか「いとしさの王国へ」マーブルトロン(中央公論新社)

文学的少女漫画讀本というのが副題。
角田光代の著作リストから選んで図書館で借りたんですが~若手女性小説家8人プラス2人の執筆陣による少女漫画論というか、それぞれの立場による漫画の思い出談義。
最近は本屋に行っても知らない漫画がどっと増えているので、わからない話が多いかと思いましたが、特にエポックメーキングな作品や少女時代に愛読した作家についての話なので、けっこう知っていて懐かしく読めました。
夢中になって読んだあの頃を思い出す本です。

文学的というぐらいだから、私のお気に入りだった大島弓子や萩尾望都の話は多いしね~。全盛期のことならこっちが本を書けるかも!?
岡崎京子はあまり読んでないし、逆に?「キャンディキャンディ」も愛読してはいませんでしたが、どちらももちろん知ってはいます。
「キャンディキャンディ症候群」という題で横森理香が書いている内容は、当時の少女の憧れが一杯詰まった物語だったのだが、結末でキャンディはお金持ちの王子様とは結ばれず、孤児院で献身的に生きる。こういう日本的なストーリーを読んで影響を受けた少女が大人になってけなげに一生懸命頑張ってる。それは下手すると単なる不幸症の女になりかねないと…
ど、どうでしょうかね!?

むしろ書いている小説家をよく知らない。三浦しをんは読んでいるけど、角田光代、嶽本野ばらは1冊ずつ。他はたぶん読んでない…
このリストを参考にぼちぼち読んでいこうかなと思っています。
三浦しをんはいつも何かを求めて気合いを入れて漫画を読んでいる由。短い文章でもいつもながらオタク爆裂です~。
嶽本野ばらの「鱗姫」はポーの一族を読まなければ書かなかった作品だとか。異常に美しい兄妹の話で…それは確かにそうでしょう~。

驚いたのは樹村みのりのデビューが64年で「ピクニック」という作品が初めての内面的な少女漫画作品だということ。
うっすらとどこかで知っている気がするんですけど~そ、そんなに古かったんでしたっけ…?(き、記憶力がぁ…)萩尾さんのコメントか何かで後から知ったのかな?
巻末に年表みたいな図が入っていて面白いですが、もう少し資料的な部分も完備していた方が~買う価値があったかなと思います。

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