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「七王国の玉座Ⅰ」

ジョージ・R・R・マーティン「七王国の玉座Ⅰ」ハヤカワ文庫

ハードカバーで出たのが4年前、重たい本で内容も波瀾万丈、猛烈な濃さでした。
アメリカでも完結していないのですが~大ヒット中なので早くも文庫で出始めました。
確かに、これぐらいの分量なら把握出来るかな…と納得しつつ、読んでいます。
11月には新作が出るそうなので楽しみ~。[追記]文庫で出るという記事を見たのですが、ガセだったようです。申し訳ありません。

最近のファンタジー大作軒並み映画化のご時世を考えると、数年後にはこれが来るかも知れませんねえ!?

舞台は四季が不規則に巡り、何年かに一度長い冬が来るという、地球ではないらしい異世界。
とはいえ内容は歴史物に近く、群雄割拠するヨーロッパ中世風。
北部の領主スターク家の家族がメインですが、主人公は一人ではなく、章毎に違う語り手の視点から語られます。
おてんばな次女のアリアは感情移入しやすいでしょう。

七王国の玉座についているのは、バラシオン王家のロバート王。
スターク家の主ネッドは、共に前の王家と戦って勝った盟友ですが、北部で平和な暮らしを守ってきました。
ところがロバート王の懇請で、片腕となるために南の都へ家族の半分が渡ったことから、戦乱に巻き込まれて…というのは、まだ先のお話。

スターク家の子供達が大狼の子を拾う所から始まり、5人の子が一匹ずつ育てることになります。
ほとんど絶滅しかけている大狼は家の紋章でもありました。
庶子のジョンは遠慮するのですが、はぐれていた白い子狼を見つけ、ゴーストと名付けて自分のものにします。
この14歳のジョンが好感の持てる少年で、ハードカバーでも文庫でも表紙になっています。
北壁の守護という未来のない仕事に、自ら就くのですが…

七王国の北部はスコットランド以北、南部はイングランドとフランスみたいな雰囲気。
美貌を誇るラニスター王家はボルジア家みたいな感じです。
古代王家はエジプトやギリシャ風、騎馬民族はトルコか蒙古かどこかかな…

古代王家の美少女デーナリスも素敵です。
姫とはいえ、生まれる前に国を追われた放浪の身で、13歳で騎馬民族の首領に嫁ぐことになるのですが…
とにかく物語性豊かで、骨格がしっかりしていて面白いので~複雑なわりに読みやすいですよ。
絢爛豪華な一大物語絵巻と帯にあるとおりです!

1997年、世界幻想文学大賞ノベル賞。
アメリカ本国では、ローカス賞ファンタジー部門を毎年ガンガン獲っています。

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コメント

これ、文庫化されたんですね~。
確かに、巨大な狼とか、絶世の根性悪の美女とか、映像化はそそられます・・・
11月に新作!やっと出るんですね~、もう待ちかねましたって感じで。
それも、文庫で出るって、確かにお買い得です☆

なぎさん、
映像化して欲しいですよね(^^)
サーセイ役は誰かな~?

「七王国の玉座」文庫では5冊に分けられてるんですよ。ティリオンが北壁を視察し、ケイトリンが旅立つ決意をするあたりまで。そして700円~何とか読んで貰おうという狙いが感じられますね。
「王狼たちの戦旗」は上下巻、新作は3分冊で~もうついてこれる人だけって感じになりつつあるかも…
新作が楽しみです!
ジョンはどうなったの~~?!

え? 文庫なんですか??
ううん~ 大枚を投じた身としては、こんなに早く文庫化されるなんてクヤシイような、でも、もっと大勢の人に読んでもらえるならウレシイような~(笑)

サーセイ役ですか?
金髪の絶世の美女で性格が悪いだなんて、むずかしい。ちょっと前のニコール・キッドマンなんていかがでしょうか? アホなお兄さんはぜひブラッド・ピットでお願いしたいです!

marieさん、
そうなんです、早くも文庫なんですよ~手に持って読める軽さに惹かれて買ってしまいました。しかし、全部買うと高いな…
ゲド戦記も途中から版が変わるのイヤなんだけど、たぶんこれから外伝の安い方買うと思います…

ニコール・キッドマン!悪女丸出しですね。って、ちょっと前なのは何故?~親世代はそんな所かも。
数年後に撮影するならシャーリーズ・セロンとか。もっと後ならスカーレット・ヨハンソン?
ケイトリンはデミ・ムーアかダイアン・レインかな。
…思い浮かべると性格良い女性少ないですね…
ブラピ、良いですねえ~それは考えなかったわー(^^)
ジョニー・デップの役が見あたらなくて残念~。

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