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2006年6月

「花崗岩の街」

スチュアート・マクブライド「花崗岩の街」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

スコットランドの警察小説、大型新人のデビュー作です。
主人公はローガン・マクレイ部長刑事。
凶悪犯逮捕という手柄を立てながら、その時に刺されて1年も休職した後、メンツの入れ替わった職場へ復帰というハンデを抱えた登場。
雨が降りしきるアバディーンの晩秋、花崗岩の建物が並ぶ街で次々に起こる複数の事件に立ち向かいます。
幼児が行方不明になる事件で街は暗い雰囲気に包まれ、容疑者が挙がると今度はリンチの危険が…
しかも秘密事項が新聞にスクープされ、ローガンが漏らしたと疑われます。

一人称ではないけれど、終始ローガンの視点から語られるせいか、本人がどういう人なのか年齢・外見などの根本的な説明は抜き。だんだんと人柄がわかって来るという感じです。
上役がけっこう変人で、直属になった警部は厳格なタイプなのに常に袋菓子を持参して食べ続け、子供向けの芝居の稽古に夢中。
コンビを組むことが多いワトスン婦警がなかなか生きが良くて素敵です。ボールブレイカーという異名を取る腕っ節!?

地味なタイトルで、深刻そうな事件…すぐ手が伸びなかったんですが~
うんざりするような警察業務もしっかりこなしていく側から書かれているので、ミステリを読み慣れている人ならば、さくさくと読める、楽しいと言っても良いぐらいの内容です。
色々な職業経験のあるという作者がおそらく長年ミステリを読み慣れて来た人なんでしょう。
これまでの有名なシリーズのオマージュ的な面も含めて、何が面白いかというツボを心得て、錯綜する事件の意外な絡み具合など、上手~く料理して配膳したという仕上がり具合がなかなか。
エド・マクベイン亡き後のお楽しみ、というには期待しすぎでしょうけど。
次作も楽しみです。

水無月でお祓い

近頃時々見かけるこのお菓子、初めて食べました。
Vfsh2136下は外郎(ういろう)で、自然なほどよい甘みと、つるっとした喉ごしが美味しかったです。
奥のはビニールで包んである状態、手前が出した所です。

紀の国屋のコーナーで、水無月の晦日(今日ですね)に半年分の厄を祓う宮中で始まった行事で、これを食べる風習があったというのを読んで、買ってみました。
全然知らなかったですねえ…
旧暦だと7月末の暑い盛り、暑気払いの意味もあるのかしら?
でも半年分というのがポイントなら、6月末で良いのかな。

ところで、月の名前の水無月って~梅雨の6月にはピンと来ない名前なので覚えづらかったんですが、7月なら梅雨が明けてカンカン照りの水不足という意味かしら?と勝手に解釈していたんです。
そしたら先日NHKの番組で、元は「水の月」だったのがなまったと言ってました~ 田んぼに水が必要な時期、という意味だったとか…ほとんど逆じゃん!?

「ジェイン・オースティンの読書会」

カレン・ジョイ・ファウラー「ジェイン・オースティンの読書会」白水社

ジェイン・オースティンは「エマ」「高慢と偏見」などで有名な(というか私が多分これしか読んでない)19世紀前半のイギリスの女性作家。
ロマンス小説の元祖みたいな作風で、村の中流家庭の男女の恋愛をいつも描いていて、当初軽く見られた面もあるけれど、現実味もあり、実に上手く書けているので~後の作家にもファンが多いんですね。

この小説は、現代アメリカのごく普通の町で、オースティンの読書会を開く6人の男女の物語。
月に一度、誰かの家に集まり、一つの作品について語り合う会を開くんですね。持ち回りでお茶とお菓子などを出すわけです。
こんな企画があり得るんですねえ…

言い出しっぺのジョスリンはお嬢様育ちで仕切りたがりという現代版のエマ50歳といった感じ。大型犬のブリーダーというのも面白い。
ジョスリンの長年の友達シルヴィアは司書で、夫に去られたばかり。
その娘で同性の恋人と揉めているアレグラ、唯一の男性でオースティン初心者のグリッグなど…
それぞれの状況の変化や、作品に関連して思い出される痛い思い出などを織り込みながら、数ヶ月の成り行きが語られます。
ユーモラスで皮肉をきかせた現実味がオースティンの作品を彷彿とさせ、結末もそれなりにハッピーエンドなのも倣っているようです。

オースティンを読んだことがなくとも、十分面白く読める内容になっています。
巻末には作品リストとあらすじに加え、オースティンについて語った有名人の評などもまとめられていて、これも楽しい。
女性だったらまず、オースティンの作品を読みたくなるんじゃないかなあ?
映画で見るのでもオッケーだと思います。

これが白桃ゼリー

源吉兆庵(みなもときっちょうあん)の白桃ゼリーです。
Vfsh2128一個丸ごとみたいですが、カップを持つと実は半分の形、なるほど~
桃を裏漉ししたゼリーです。
器はこのように…
Vfsh2129アップで撮ると、かえってわかっちゃうか~遠目には本物みたいでね、面白いの。
味も美味しいけど… 味(と量)だけならこの値段は高いっ。でも欲しくなっちゃいますよね。器はとっておけるし、お客さん用になら楽しいかな。
新宿京王の駅のホームの見える回廊みたいなところにコーナーがあり、通りがかりに、可愛いな~とこの間から思っていたのでした。

冷やし蕎麦3種

三味(さんみ)という冷やし蕎麦のセットです。
見た目も涼しげで、そそられました。
Vfsh2125右はとろろ蕎麦、イクラと大根おろしもこれにのせていただきました。
真ん中は天ぷら、左端は甘酸っぱいゴマだれでレタスとあえてありました。
参考になるかも~。
最後に一口甘い物、くずきりが添えてあります。

メロンのワッフル

桜のワッフルを買ったら意外と美味しくて家族に好評だったので~
Vfsh2081ワッフルはきめが細かくて、ふっくり。
薄いグリーンぽいクリームはほのかにメロンの味、一口だけど実ものっていて、これが可愛い~。

映画「サハラに舞う羽根」

テレビ東京でやった映画を見ました。
19世紀末のイギリスで、軍人の家に生まれた士官ハリーは壮行会のパーティーで婚約発表。
けれども内心、スーダン派兵に疑問を感じていたため一人で除隊を決意、これまでの全てを失ってしまいます。
同僚3人からは臆病者の印の白い羽根が送りつけられ、婚約者のエスメからも、もう一枚が…
原題は「四枚の羽根」の意で1902年の作品。
ただ一人、羽根を送らなかった親友ジャックは実はエスメを愛していて…
ハリー、ジャック、エスメ3人の恋と友情の物語。エスメ役のケイト・ハドソンは綺麗でした。
原作を前に読みましたが、ヒロインの人となりなどは原作の方がよくわかったと思います。

映画は「1884年、英国は世界の四分の一を支配していた」という出だし。えっ、そうだったの…?
ヨーロッパ列強がアジアやアフリカに植民地を増やそうとしていた時代で、征服するのは優れている国の栄光であり植民地の文明化にもなると正当化され、侵略戦争が悪であるという感覚などなかった時代のこと。
今なら良心的兵役拒否とか、ありますけどねえ…

白い羽根というのは、名誉挽回すれば返せる物らしいですね。
臆病者の汚名をすすがずには生きていけないような心境になったハリーは、仲間達が苦境に陥ったことを知って単身スーダンに潜入、捕虜になった友人を救うために命を賭けます。
砂漠での戦いは余りに無惨で、捕虜収容所はそれ以上。

感情移入しにくいかなと思いましたが、映画の方がタイトで分かり易い部分もあり、すんなり入ってくる所がありました。
ヒース・レジャーが表情豊かに好演。いかにも軍人には向かないのに、果敢な挑戦をする所、戦争の酷さ、砂漠の厳しさは荘厳なほど。
ハリーを助ける現地人は強くて格好良く、ハリー個人は成長したことになりますが…
ストーリーは本質的には友情の問題になってくるので、感動的な終わり方になっています。
日本人には前提がわかりにくいのではないかと思いますけどね。

あじさい祭り

Vfsh2110地元で紫陽花の有名な所があるので~ちょっと写真を撮りがてら、森林浴してきました。
Vfsh2112天気は良くなかったんですけど、紫陽花にはふさわしいでしょう。
Vfsh2118とにかく量が多くて、お寺の山を背景にしているのがなかなか見事です。
Vfsh2113ミドリガメを放さないで下さいとか、色々注意書きがありました。

「ブルー・ブラッド」

デイヴィッド・ハンドラー「ブルー・ブラッド」講談社文庫

ハンドラーの新シリーズ一作目。
安定した上手さを感じさせる作家で、ホーギーのシリーズも良かったけど、しばらく読んでませんでした~。
今回の主人公ミッチは映画評論家。
30そこそこで、その道では十分成功しているのですが、妻を亡くした傷が癒えていない状態で引きこもっていて太ってしまった所からスタート。およそ強そうではありません。

気分転換に滞在した土地で殺人事件に巻き込まれ、ヒロインのデズに出会います。こちらは凶悪犯罪課の警部補、すらっとした長身の黒人でドレッドヘア。
カッコイイ上に、絵の才能があり、捨て猫を救うボランティア活動に熱心という共感しやすい設定。
早速、ミッチにも子猫を渡します。全然オーケーしていないのに、試しにと置いて行かれた子猫にすぐ懐かれてクレメンタインと名付けるミッチ。
お似合いとは言い難い二人の気まずい出会いなのに、何かが起こる…?

名門のペック家所有の美しい島で、縁者ばかり7人が暮らしている所へ、馬車小屋を借りたミッチは闖入者。おまけに死体を発見してしまう!
馬車小屋というのが窓が多くて素晴らしいアトリエになるような、古いけど実に綺麗な建物なのですね。見てみたい気分にさせられます。
ブルー・ブラッドというのは貴族の血は青い、というやつで、名門の人間の血は冷たいという意味です。
ペック家の元お嬢様で今も綺麗な島の女主人、彼女の不安定さを心配してつきまとう元夫、若くセクシーで無謀なその後妻、ゲイの息子と彼氏など、登場人物は鮮やかに描き分けられて、面白い。90歳になる彼らの元教師のおばあさんも貫禄。狭い世界で生きている人々が気の毒なようにも思えてきます。
事件ははっきりした輪郭で、筆致は明るく、今後を期待出来るシリーズですね。

帯むすびの本

「帯むすびベストセレクト50」岩佐佳子(日本ヴォーグ社)

帯結びの本も色々ありますが~実用的でお手頃だと思います。
まずは第一礼装から、お茶席、趣味の装い、初春、単衣の場合、夏着物など、シーンによる着物と帯合わせの例がずらっとカラー写真で載っていて、とてもわかりやすい。夏着物の後ろ姿、すっきりとして綺麗なんですよ~。
それから詳しく、写真とイラストで、帯結びの解説に入ります。

二重太鼓から始まり、基本的な物は丁寧に。
お太鼓系の場合、お太鼓を前もって作っておくやり方なので、一人で着る時にはこれが合理的だと思います。
後ろに手を回してゴソゴソやるのは、初心者にはとっても大変ですからね~。

この本を買った時の決め手は、帯揚げと帯締めの結び方が一番豊富に載っていたこと! 実は、まず、お人形に結ぶためでした~。

杏、山百合、水辺の蛍

季節の風物詩ということで~和菓子づいてます。
杏、そっくりで可愛いです~。餡も真っ白ではなくて、中も外も柔らかかったです。
山百合、一目見た感じ、かなり派手!でも品の良い味で、ピンクの餡が可愛らしいです。
手前が水辺の蛍、内側が透けて見えて、風流ですねえ! 光沢のある感じが綺麗~水の輪なのかな…
Vfsh2106
「杏」・・・・・・白あん入樺色月餅皮製  杏の実形
「山百合」・・・紅あん入黒ごま交り白月餅皮製
「水辺の蛍」・・薄青あんの中に黄あん二ツ入 こしあん交り琥珀製
(お店の説明は~しあん姐提供~16日付コメントよりいただいてます、さんきゅう)
鶴屋八幡ですが~噂の黄身餡は売り切れでゲットならず~残念!

青梅というお菓子

青梅にそっくりな外見のシンプルな和菓子です。
Vfsh2086外皮は薄目でねっとりしたお餅。(色は写真よりも少し濃いです)
中身は梅酒の中にある梅のような、やや酸味のある梅味の餡です。
あゆ焼をはじめ、季節のお菓子をいろいろ見て楽しんでいたら、しまいにちょっと目が回ってきて~花園饅頭のこれにしました。
おまんじゅう&大福好きの家族にも好評でしたよ。

どうも前に見た枇杷のお菓子が目に焼き付いていて、果物そっくりのお菓子に目がいきます。桃ゼリーも欲しいな~。

いちおう父の日の花

いちおう~Vfsh2072_1普段より大きめに花を生けてあります。
香りの良い百合を直線的に立てた並列型で、ちょっと男性的なイメージで?
父の日の花は確か、白薔薇だったと思うんですが~全く浸透していないようです。
男の人に花をあげてもあまり喜ばないし、白薔薇はあまり映えないしねえ…
白い花ということで百合、おまけ?にミニ薔薇を添えましたが、あまりの暑さに既にぐったりしてしまいました~。

麻婆豆腐でランチ

あまりの暑さに出がけに汗だくになって着替えに手間取り、遅刻はするし、何かともたついてしまう今日この頃。ちょっと、ぼけてきたんでは…!?
Vfsh2077麻婆豆腐も春巻きも海老ニラ餃子も最近食べてなかったな~というメニューだったので、これにしました。
何か不足している栄養がとれるかも…?
スープは家でも作るようなのですけど、なるほど海老ワンタンを入れるのも良いなあ。
美味しかったので、海老ニラ餃子をおみやげにしました。

賞味期限切れ?でトマトシチュー

久しぶりに牛肉でも食べようかという時に、ふと母が「シチューが食べたいわねえ…」と言い出しました。
両親とも寄る年波と食事療法でこってりしたものは食べなくなっていたので珍しい発言~
父が珍しく肉を買ってあったのも、そんなタイミングだったんでしょうか。でも肉を見たら、サイコロステーキ用。
でも確かドミグラスソースが一缶あったはずだし、サイコロステーキの肉ならすぐ煮えるだろうから~そういうのでも良いかな、という話に。

いざ作り始めたらドミグラスソースの缶がどえらく古い…
とりあえずパッカンの蓋を取ろうとしたら、いきなりごとっと上全体が内側に落ちた。がくぜん~なんか缶の内側が縁ちょっと黒っぽいしぃ…
別にヘンな匂いはしないし、ソースを舐めても食べ物の味はしましたが、気が抜けた感じ。
賞味期限を見たら… 3年前だったので、即捨てました。
久しぶりとはいえ、そんなに何年もドミグラスソースを使っていないとは思わないんで、たまたま奥に入ったのが残ってしまってたんでしょう。

しかし、既に料理はすっかりビーフシチューのつもりで始めてたので~玉ねぎ、人参は炒め、おじゃがも用意~肉は塩、胡椒、オリーブ油、ケチャップ、赤ワインで味付け済み、肉じゃがにも出来ません。
トマトのホール缶が賞味期限ぎりぎりだったのを発見して入れ、カレールウ(こくまろ)が半分残っていたのが賞味期限はちょっと前に切れてたけど、ぜんぜん大丈夫そうだったので、これを使いました。
この組み合わせが美味しかったので~メモしておく次第です(^^;

「あなたに不利な証拠として」

ローリー・リン・ドラモンド「あなたに不利な証拠として」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

警官として5年働いた経歴のあるドラモンドが12年かけて書いた短編を集めた処女作品集。
タイトルは、逮捕する時に容疑者に告げなければならない「あなたの発言は法廷で不利な証拠として使われる可能性がある」というミランダ警告から。
作者と同じバトンルージュ市警に勤める5人の女性をめぐるエピソードを描いていきます。

伝説的な婦人警官キャサリンの意外な一面、作者と同じように事故にあって警察を辞めたリズ、かって虐待された父と現場で出会った時に銃を向けたモナ、夫が関わった事件の再調査をすることになるキャシー…
緻密な描写に臨場感があり、かってない迫力。最初の方の短編は実録的な事実を知る興味を満たす所が多いですが、それだけではないふくらみのある作品集です。
特に最後のサラは印象的で、止めることの出来なかった悲劇的な事件から逃げるようにバトンルージュを遠く離れて暮らすうちに、メキシコ人の老女や村人たちとの関わりによって生きることを再び見い出していきます。

絶賛されているようで、たしかに今年の収穫の一つなのは間違いありません。
ただし、推理小説ではないし、女性が探偵役のエンタテインメントというのでもありません。
若い女性が直面した現実を見つめ、辞めてからの思いも丁寧に描いています。痛ましい事件や仕事のストレスがずっと頭から離れずに、どう捉らえたらいいのか、どうすべきだったのか考え続けていたんだなあ…
その真摯な態度にうたれるものがあります。

「世界悪女物語」

澁澤龍彦「世界悪女物語」桃源社

エリザベス女王とメアリ・スチュアートについて書いてあったはずだと思い出し、読んでみました。
この手の本の中では古典ともいうべき、最高の物でしょう。
澁澤氏ならではの知識を背景に縦横に語り、有名な女性の実像に迫って濃厚で妖艶な雰囲気をたたえつつ、所々にこれは伝説で事実ではなさそうという冷静なコメントも添えて、品格があります。

取り上げられているのはルクレチア・ボルジア、エルゼベエト・バートリ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、メアリ・スチュアート、カトリーヌ・ド・メディチ、マリー・アントワネット、アグリッピナ、クレオパトラ、フレデゴンドとブリュヌオー、則天武后、マグダ・ゲッペルス。

ルクレチアについては本人は悪女とは言えないとのこと。確かにそうですねえ。
バートリは稀代の犯罪者ですが…
エリザベス女王は苦難を乗り越えて特異な政治スタイルを築き上げた、面白い人間像ですね。まわりの男性を夢中にさせておかないと気がすまないような所があり、宮廷の男性からの熱烈な恋文がたくさん残っているとか。
ケイト・ブランシェットの映画も良かったけれど。

男性に競争させて、決して権力は明け渡さなかった賢いエリザベスとは対照的に、メアリ・スチュアートは恋に身を滅ぼします。余りに一途で愚かなので、男性としてはほだされてしまうお気持ちのようです。

フレデゴンドとブリュヌオーなどはあまり知られていない所でやはり面白かったです。ゲルマン的たくましさというか~猛烈です。
則天武后は何年か前に中国でドラマ化されたのをBSでやっていて、これが面白かったんですよ。猛女には違いありませんが…皇帝が頼りにならなかったんですよね。

日本の悪女は粒が小さくて残念ながら取り上げられなかったとのこと。
アグリッピナみたいのはいない方が良いので、まあ大和撫子なのも悪くはないかな…
北条政子や淀君なんか、どうでしょう?

うちにあるのは昭和53年発行の、ムードたっぷりの黒い本です。ひととき浮き世を忘れて澁澤氏の世界に入り込みました。
箱には金字でタイトルが入っていて、中の本は黒い絹のような布張り、背表紙のみに青でタイトルが入っているという凝りよう。装丁は箱の絵も描いている金子國義。

河出と文春から文庫になって出ているようです。その方が手に入りやすいでしょう。画像もあるので、河出の渋沢竜彦の方を左サイドに上げておきますね。

あゆとクインシーメロン

中村屋の「あゆ」というお菓子です。
6月といえば鮎の季節ってことで?
Vfsh2047すんなりした姿と中に入っているぎゅうひが何となく鮎っぽいんですよね~。
白くて身が柔らかい…
ぎゅうひだけのと、餡とぎゅうひが入っているのと2種類。
他のお店では、鮎焼きという名前の方が多いかな?

おまけは頂き物のクインシーメロン。
メロンはたまに食べ頃を逸してしまいますけど、今回は大丈夫でした。甘いです~。

トレコンのサンドイッチ

本日のランチは胡麻入りパンのサンドイッチとエスプレッソ。
Vfsh2042デニッシュサンド(トレコン)と包みの裏に書いてありますが~いわゆるデニッシュではありませんね…食パンじゃない物という分類かな?
[追記…あ、デンマーク風のパンという意味でしょう!デニッシュってそういう意味なんだものね~]
トレコンというのは3種類の穀物という意味だと思います~?
中身がけっこう洒落ていました。
右からポテトサラダ、チーズとピクルス、スモークサーモンとブロッコリー、甘エビ入り卵サラダという組み合わせ。
参考に出来そう~?
[追伸:この間のデンマーク風ホットドッグはまずソーセージがデンマーク製で、あちらではピクルスと細かいフライドポテトをのせる、というところが同じなんだそうです]

「名画とファッション」

「名画とファッション」深井子(小学館)

名画の魅力をファッションから鑑賞するニュータイプの美術ガイド、と帯に書いてあります。
作者は京都服飾財団のチーフ・キュレーター(学芸員)。京都服飾財団の衣装コレクションはセンスが良くて、展覧会は素晴らしいですからね!

有名な画家の絵を取り上げ、当時の流行と理想を結晶させた絵のポイントをわかりやすく説明してくれています。
クラーナハ描くルネサンス風の衣装の妖艶なユディトの絵に始まり、権威づけのために宝石をちりばめた重そうな衣装のエリザベス女王、シェイクスピアのソネットに出てくるような脚線美の青年、タフタのドレスに100個も薔薇をつけたポンパドゥール夫人、マハ風の黒い衣装のゴヤの恋人・アルバ侯爵夫人、エリザベート皇后の有名な白いドレス、「スワンの恋」のモデルになった伯爵やサラ・ベルナールの肖像など、何とも優美なラインナップ。
マネの描くバルコニーに佇む人たちや、ルノワールの描くダンスパーティーなども、当時の最新流行にのっとっているわけですね。
ぱらぱらと眺めているだけでも楽しいですが~歴史物の本を読む時に、その頃どんな格好で、どんな部屋にいたのかという参考にもなると思います。

ほかにカジュアルファッションの走り、子供服の変遷、日本趣味の影響など、面白い観点から取り上げた章があります。
着物は19世紀ヨーロッパでは、前あきの開放的なものとして驚きをもって受け取られ、部屋着としてだらりと羽織って着るのが流行したんですね。普通の着物というより、浴衣を打ち掛けみたいに着る、みたいな。情報が一緒くたに入ったせいでしょうか。
そういえばまあ当時のあちらの衣装は、コルセットで固めた身体にダーツを取ってピッタリさせた立体的な構築物で、袖も細くて身動きとれないような代物ですからね…
今の日本人にとって着物というと、着つけが難しいとか帯が苦しいとかいうイメージがあると思うんですが、kimonoとは正反対に近いのが面白い!?

サイズはA5で6ミリほどの厚さですが~内容は濃く、60点を超すカラー写真がぎっしりで印刷も良いので、ゴージャスな気分を味わえますよ。

はじめての麩まんじゅう

森八の麩まんじゅうです。
Vfsh2037外見は粽のよう。どんな物か、ピンとこなかったんですが~。
京料理に入ってる、生麩の感じですね、な~るほど。
独特な歯ごたえがあり、笹の香りがします。
Vfsh2040あんは漉しあんと柚子の2種類。
なかなか美味しゅうございました(^^)

「白薔薇と鎖」

ポール・ドハティ「白薔薇と鎖」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

ヘンリー8世とエリザベス1世の時代を生き抜いた快男児ロジャー・シャロットの回想という形で語られる、連続殺人事件をめぐる歴史ミステリ。
ロジャーの主人ベンジャミンは枢機卿ウルジーの甥で、色々な任務を与えられますが何故かことごとく失敗、実はロジャーのちょっかいが原因のことも多いのですが~ロジャー無しではいられぬという友情を抱いている間柄。

ヨーク家のリチャード3世が敗れてテューダー朝になって2代目、若き日のヘンリーは英明と期待された王でした。(晩年は違うんですね)
ベンジャミンが話を聞き出すよう命じられていた証人が、謎の詩を残してロンドン塔の密室で殺されます。当時のロンドン塔はまだ牢獄ではなく宮殿の一つ。死体のそばに置かれていた白薔薇はヨーク家の印で、ヨーク家の残党が関係したかとも疑われます。

ヘンリー8世の姉マーガレットはスコットランドに嫁いだものの夫と仲が悪く、夫の死後も国には戻らず、各地を転々としている有様。
登場人物の関係は入り組んでいて、背景も知らないため話がわかりにくいのですが~マーガレットの悪評は事実だったそうです…
メアリー・スチュワートの曾祖母に当たるそうで、この辺から始まっているのねと興味深かったです。

ロジャーは隙あらば自分の取り分を余計にちょろまかそうとばかり考えている小悪党だが、それ以上の悪気はない。もともと幼馴染みでもあった主人のベンジャミンは対照的におっとりと誠実、坊ちゃん育ちに見えて底が深い。このベンジャミンに対してだけは忠実で良き友でありました。
シェイクスピアの同時代人というわけで、アイデアをやったという話も何度も出てきます。
90になってもあらゆる欲が衰えないロジャー爺さん、ほら混じりに威勢良く喋る口調で書かれているのがやや読みにくいですが、内容も時代色たっぷりで現代とはかけ離れているので、それがまた合ってることは合ってます。

ドハティはもと歴史教師の校長先生で既に50冊近い著作がある作家。こんな先生なら面白い授業だったでしょうね~。

葛まんじゅうとあんこ玉

Vfsh2017紀の国屋のくずまんじゅうと、舟和のあんこ玉です。
くずまんじゅうはトロンと喉を滑り落ち、あっさり、すっきり、水羊羹ぽい感じ。冷たい物が美味しいですね~。
あんこ玉は9種類、緑のは抹茶、黄色は杏。黒っぽいのが小豆、一番白いのはいんげん。薄黄色のは柚子。茶色の薄目のは紅茶、濃いめがコーヒー。赤紫は苺、薄紫は巨峰。
基本は白餡の味で甘さは控えめ、ほのか~な香りがだんだんとしてくる、といった加減です。

Vfsh2015 見た目が可愛い(^^)

バカの壁は超えられる?

「超バカの壁」養老猛司(新潮新書)

余裕のある語り口で、昨今話題になっている現象をさっくり、さばいて見せてくれます。
自分に合う仕事が見つからない、と悩む若い人たちの陥っている勘違いなど、分かり易いので、読んでみて下さい。
苛められた人のはまりやすい発想とか、男女の生物学的な違いとか。
都市化で起きてきた問題、子供を大事にしない社会になっていること、確かにそうだと思える点が多いです。
中国や韓国が日本を見て苛立つ理由なども説得力がありました。それで解決する問題ではないんですけどね。

「バカの壁」もなかなか面白い本でしたが、…結局、壁は越えられない、話しても通じない相手には通じないのね~とズコーンと思ってしまうような感じでした。
今度は、バカの壁の向こう側を背を伸ばして覗き見るヒントが前よりもいっぱい。
自分がもともと似たようなことを感じていた場合だと、そうそう!と大きくうなずいてしまいます。
あまり考えたことのない角度や、したことのない経験に基づく部分は、ほほ~と感心しつつ、後で考えると論理をたどりにくく、本当にわかったのかなあ?とやや不安を覚えます。
なかなか完全には乗り越えられないのが壁。時間がたってから、また読み直してみるのも面白いのでは。
余裕綽々とした態度を見ていて感じたのですが、物事を見分けるには、余裕と冷静さが何よりも大事なのかも知れないなぁ~。

ホワイトケーキでティータイム

Vfsh2011レモンとブルーベリーのホワイトショートケーキ。だったかな~?
間に挟まっているカスタードクリームがレモンチーズケーキみたいな味で美味しい。
きめ細かいスポンジケーキがそれに合うように、何かさっぱりした味なのが面白かったです。それだけ食べてみるとパンみたいでそんなに美味しくないんだけど~合わせると美味しいの。
ちょっと久しぶりのアフタヌーンティーでした(^^)

膝のお医者さん

膝痛をめぐるあれこれ。
NHKの「ためしてガッテン」で、膝痛をとりあげるというので、期待をもって見ました。
膝が痛むというと、軟骨がすり減って骨がぶつかる、というような感覚で捉えがち。なのだが~軟骨には神経が通っていないので、実際に起きていることは「軟骨のはがれたかけらが漂っている」のが痛いのだそうです。
軟骨を作るには酸素が必要なのに、安静にしていると酸素が入ってこなくて、かけらは吸収されないわ、修復は出来ないわで痛みが増してしまう。(覚えている範囲で簡略化して書いています)
安静にしすぎると悪化する!ゆえに簡単な体操で膝を動かすのが効果的、という結論でした。

仰向けに寝て、片膝は軽く立てておき、もう片方の脚は膝を伸ばしたまま10㎝ほど上げるのが基本。
5秒ほどキープした後で下ろし、20回ほどでやめる。
決して、やりすぎてはいけません。
他に、横向きで寝て片脚を上げる、椅子に手をかけて軽く膝を曲げ伸ばしする、というのもありました。

…それなら私は前から時々やってますねえ、ヨガのポーズの変形で。
実際、軽く脚を上げるポーズは毎日何かして動かさないと、痛みが増すのは経験的にわかっています。
ところが!今現在はやろうとしたら左膝がそもそも10センチも上がらない。先週また痛くしたばかりなので、力が入らなくて出来なかった…ガックリ。

痛みの激しい急性期に限っては、やはり安静にした方が良いのだそうで。
というわけで~何だか知識は増えたが、出来ることは変わらなかったのでありました。
膝の痛みが始まったのはだいぶ前ですが…症状はいろいろ推移しています。
数年前に一度、正座出来なくなったことがありますが、その時は膝の真ん中が横一文字に痛みました。1年ほどで大体治りましたけど、その後、時々きしむような感じはありました。

ここ数ヶ月は、左膝の内側が縦にピキッといってずきずき痛み出すというのを2ヶ月毎ぐらいにやり直してる状態。2度目の時が一番痛かったかな…
靱帯が切れたのかと心配しましたが、そこまではいってないらしい。
深く曲げすぎた時や伸ばしすぎた時に、細い筋が伸びてしまうのが癖になってるようです。介護の重労働のためと原因がはっきりしているので、ある意味スポーツ選手の怪我みたいなものだから、年齢的な問題だけではないのよねえ…

ずきずきする時には薬を塗り、患部ではなくその周辺を軽くマッサージ。
外反母趾が影響あるらしいので悪化しないように靴を変え、五本指靴下をはいてます。毎日ツボ押しや腰痛対策のポーズをしたり、膝を支える筋肉のストレッチとマッサージをしたり。野菜をたっぷり食べるのはもちろん、今年は筋肉が落ちてしまったので~材料になるタンパク質をまんべんなく(肉、魚、豆製品、乳製品すべて)しっかり取るように食事も変えました。
整形外科では電気をかけてもらっています。
普段の生活には特に膝は支障ない程度まで治ってるんですが。たまにまたやってしまうのがね…

複合的な要因に応じて、ありとあらゆる手当をしてますが~
「膝のお医者さん」というすごく暖かいウールのレッグウォーマーが一番効いたような気がします。
季節はずれですけど(^^;

中華でサービスランチ

スタミナ切れを感じて、中華にしました。
Vfsh2003ご飯も炒め物もスープも欲しい~というわけで、サービスセット。
久しぶりのラーメンのスープが美味しかったです。
食べきれないかと思ったけど~まあ小さいお皿なので、しっかり食べましたとも。

玄関の花

最近、薔薇ばかり生けています。たくさん出ているから、もう喜々として…
暑い日ばかりじゃないので、それなりに持ちます。
急に温度が下がった暗い日だったので~明るい色でまとめてみました。
Vfsh2002

「獣たちの庭園」

ジェフリー・ディーヴァー「獣たちの庭園」文春文庫

ディーヴァーが歴史ミステリに挑戦した異色作。
1936年、ベルリン・オリンピックが始まろうという時、アメリカからナチス高官の暗殺のために送り込まれた男ポール・シューマン。
記者として選手団に同行、情報部のバックアップを得て、成功した暁には前科を消してまっとうな生活に入ろうとしていました。
殺し屋なのだが、仕事には倦みかけていて、妙に正義漢なところもあり、どっちへ転ぶかわからない~感情移入して良いのかどうか?

当時の制度をよく調べて、ナチス内部でしのぎを削る力関係を描き、ヒトラーはじめ有名な人物を間近で覗き込むような面白さがあります。
ターゲットの高官は架空の人物で、どうなるかはわからない…これも家族を大事にしていたり、すぐには正体がつかめません。
複数の殺人事件を調査するベルリンの警察官も重要な人物で、彼の視点からの追跡行も面白い。ナチスの横暴に悩み、息子をユーゲントに入れずにいたら苛めにあっていることを知る。
こっちも応援したくなるんです。すぐ傍まで迫るのにいつも逃げられるが、しだいに全体像が見えてきた時…?!

いつものディーヴァーのあざとさはなく渋めのタッチで、訳語もかなり硬いのは原著の言葉がそうなっているからか…?
でも、どことなく溌剌としていて、書くのが楽しそうなのがディーヴァー。
どんでん返しも読者の予想を裏切るという点ではなかなか、捻ってありますね。
キャラ設定はリンカーン・ライムのシリーズと正反対といっても良い、たくましい暴力的な男と知的な疲れた女、地位の高い悪人、初対面の信用出来ないスタッフ…
こういうのも書けますよってことで、気分転換になったんじゃないでしょうか~。

ブクログとBK1書評

本の紹介がだいぶ溜まったので、ブクログを始めました。
右サイドのHPという所に貼ってあります。
「sanaの本棚」
http://booklog.jp/users/k-hapycat
背表紙がちゃんとその色になっているのが面白くてお気に入り。
こちらはAmazonとリンクしてあり、本の表紙絵の画像をクリックすると、ブクログ内での書評と、Amazonユーザーの書評が出てくる仕組み。
って、まだ使い方よくわかってないんですが…

まずは最初の頃に書いたミステリなどで特にお薦めの本からアップしています。
とりあえず感想だけ数冊並べてみたら、う…
何だか文章が下手!大人しすぎ?似たような表現が多くて区別つきにくい~っというわけで、どんな本かわかりやすいように、これからも加筆修正していく予定です。

前々から左サイドに出ている本の表紙はbk1とリンクしてあります。
もう全部並べておけないので~
bk1の方で書評を書くのに初挑戦してみました。
こちらのニックネームはTYANAです。いや、何となく~(茶名です)
何度も書いている「真珠の耳飾りの少女」をまず投稿したところ、今週のお薦めに掲載して頂きました。ひょえぇ…ビギナーズラック!?
ありがとうございます!(赤面感涙冷や汗…痩せそう)
http://www.bk1.co.jp/contents/shohyou/

今度は冷やし蕎麦

立川で、お蕎麦にしてみました~。
Vfsh1987冷やし五目天蕎麦だったかな…
お蕎麦は細いのにとてもコシがありました。
小さなエビ天に大根おろしがさっぱりして良い感じ。
冷たいほうじ茶も美味しかったです。

「鎮魂歌」

グレアム・ジョイス「鎮魂歌」ハヤカワ文庫

作者は91年にデビューしてから英国幻想文学賞を4回も受賞しているという充実した経歴の主だが、訳されているのはこれだけらしい。
複雑な構成を捌き切っていて、腕の確かさを感じますね。

妻ケイティーの突然の事故死から一年後、ショックと悔恨から立ち直りきれないトムは教職を辞してエルサレムへ向かう。
亡き妻が行きたがっていた場所でもあり、大学時代からの親友でユダヤ人の女性セラピスト、シャロンの住む土地でもありました。
エルサレムはいくつもの宗教の聖地で、敬虔な信仰とインチキな観光案内、さらには偏見や突発する暴力が隣り合わせで、異様な熱気に溢れた街。
シャロンに再会する前にエルサレムをさまよううちに怪異な現象に出くわし、同宿の老人から古文書を託されることに。
シャロンの友人アフマドに翻訳を頼むと、それはマグダラのマリアの家系図らしい!?
シャロンの上司トービーのセラピーを受けつつ、古文書に取り憑いたジンの呪いかとも思える幻影と十分に重い現実の狭間で苦悶するトム。それでもトムとシャロンはしだいに理解を深めていきます。

エルサレムに旅行した経験を生かした描写に臨場感があります。
幻想的なシーンもさすが迫力がありますが、セラピーの実態などはリアル。「自分に嘘をついてはいけない」という言葉がずっしりとした説得力。
男性と女性がお互いを見る目もまざまざと描かれ、すれ違いながらも惹かれ合う有様は普遍的な内容で面白く読めます。
古文書の内容はダ・ヴィンチ・コードと同じ系統で、学術的にもそういう時代になっているのでしょうが、かなり刺激的。幻想文学という体裁でなかったら発表しにくかったかも?

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