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「竜とイルカたち」

アン・マキャフリイ「竜とイルカたち」ハヤカワ文庫

パーンの竜騎士の9だそうです。
えっ、まだ続いてたのー!?と裏表紙の内側を見ると、私は何年も前に「竜の太鼓」まで読んでますが、それが6冊目と判明。抜けているのは2冊だけ。だいぶ間遠な発行なんですね~。

主人公はリーディス少年。
パラダイス・リバー城砦の太守の長男で、伯父のアレミと海に出るのが好き。
7歳の時にアレミと舟に乗っていて急な嵐に遭い、舟魚と呼ばれているイルカの群れに助けられるという経験をし、イルカに魅せられていきます。

実は、地球人が惑星パーンに入植する時に、イルカは能力を改造して共に運んできた動物だった…!
貴重な協力関係があったのに、時代の変遷で次第に忘れられ、イルカを大事にするのはただの漁師の縁起担ぎになっていたのでした。
ところが、イルカ達は忘れていなかった…!?

リーディスの母親は幼い息子が無鉄砲なのを心配し、海には一人で行かないよう約束させます。
若い竜騎士ト-リオンはその辺の事情を知らずに仲良くなり、イルカと交流する時にリーディスも参加させます。
そんな折りに海で棘を刺した怪我がもとで、リーディスは片足が不自由になってしまい、二度とイルカには近づかないよう命じられますが…

イルカの知性を信じない人たちを説得しつつ、イルカとの関係を再発見していき、やがてイルカと人間との絆を結び直すという物語です。
イルカ達が現実のイルカと同じように何とも無邪気で可愛らしく、その上に言葉を話すことが出来るというズルイぐらいの上手い設定。
しかも、ずっと人間が呼ぶのを待っていたという切なさ…
動物好きにはこたえられない、楽しい作品ですよ~。

漁夫ノ頭アレミは竪琴師メノリの兄なので、大人になったメノリもしっかり出てきます。
レサなど主要キャラクター総出演で、シリーズの中でも、かなり分かり易い方じゃないかしら… 竜の出番がちょっと少なめですが、イルカと遊んだり助けたりするあたり、微笑ましい。
このシリーズが好きな人には、絶対のお薦めです。

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