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「現実入門」

穂村弘「現実入門」光文社

世間知らずな筆者(歌人)が美人の編集者の企画に乗せられ、今までやったことのない人並みのことを一つ一つ体験取材していくというエッセイ。
40年間決断を避けてきた自分のつるんとした顔をのび太、編集者を美人のドラえもん、に例えるあたり、爆笑。
生まれ持った感性はともかくとして~助けを求めているだけだったら成長しないし、顔に皺なんか出ないとか…確かにね。

献血ルームの話で置いてあるお菓子の説得力あるラインナップなど、面白かったです。
あとは健康ランドと競馬場なんか‥競馬やお相撲は自分も一度は行って見なくちゃ!という気になりました。
体験は当たりはずれあり?意外としょぼいような気もしました…まあ、人生の中での選りすぐりの面白話ではなくて、はとバスとか~編集者の知り合いとの合コン一回とかですから。
実体験なんてこんなもの?…でも考えてみたら、はとバス乗ったことないんです!
合コンも海外旅行もしたことがない、というので、読んでいる自分の方が経験値豊かなような気がしてましたが~途中で追い抜かれました(^^;

後半いきなり、実際に結婚相手の親に会いに行くという現実そのもののエピソードが入るのですが、プライバシーを守るため?全く具体性のない書き方なので、この本を読んで期待するものとは違っているような…
さらに、あとがきのオチで、狐につままれたような気分に。
一人でやったとも思えないんで~編集者について筆が滑っても良いようにしたのだろーか?
細部が事実じゃなかったら面白さ半減なんだけど。
現実そのものじゃ面白くないと感じる感性ゆえの小説仕立て?ってことですかいなー。

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