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2006年4月

「ロスト・ファミリー」

ローラ・リップマン「ロスト・ファミリー」ハヤカワ・ミステリ文庫

ボルチモアの女私立探偵テス・モナハンのシリーズ8作目。
大学でボート部にいた大柄なスポーツウーマンで、さっぱりしているけどそれほど強くない等身大なキャラクターが自然な魅力です。
最初の方ではキャラクターがつかめなかったんですが、感情表現が少なかったのと、だんだんと成長することを予定して、30前で迷いの多い時期のまだ未熟な人格にしてあったせいみたい。
この作品の前にノンシリーズを一冊書いているんですね(タイトルでひいて読んでないんですが)。そのせいか、まとまりがよくなっていて、出来は一番良いように思います。

ユダヤ人の富裕な毛皮商ルービンの美しい妻ナタリーが幼い子供達と共に突然失踪。何の問題もなかったはずだと主張する夫は悪い人間ではないのだが、妻に対しては独善的で何も見えていなかった…
聞き込みを始めると次々に意外な事実が明らかになっていきます。

わけもわからず連れ回されている3人の子供のうち長男のアイザックの視点でスタートし、何度も助けを求めようとするのもはらはらさせられます。
ネットで女性私立探偵の協力体制を築こうとしているのが新鮮で、原題BY A SPIDER'S THREADはこちらとかけているのかな。
テスの伯母キティもめでたくタイナーと結婚式を挙げますが、恋人クロウの姿がなく、肝心のテスは…?
ここは読んでのお楽しみ~。

ドライトマトのマリネを足して

進化するオープンサンド。
Vfsh1817とろけるチーズと大きなハムをのせて軽くトーストしたパンに、ルッコラ少々、アスパラピクルス2本。
目玉は初めて食べるドライトマトのマリネです。

これ、すごくハムに合うわ~!(^^)

玄関にミニ薔薇

暑いぐらいの陽気になってます。
ちょっと前に雹が降ったのがウソみたい~。20分ほど雷雨の間に降って、すぐに溶けて消えましたが直径7ミリぐらいあったんですよ。

うちの庭には薔薇がないので~ご近所を回る楽しみの前に、まず玄関に薔薇!
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お花屋さんには年中ありますが、夏はもたないので買えないし、真冬も弱いのが多いですから~今が買い時なんです。

「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」

ウーヴェ・ティム「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」河出書房新社

カレーソーセージというのはドイツでよくある庶民的な屋台料理だそうです。
どこが本場かという論争や、どの店が美味しいかというサイトもあるんですって。
ケチャップにカレー粉を混ぜて炒めたソーセージ。
ブリュッカー夫人が作るシーンでは本当に美味しそう!

語り手が子供の頃、伯母と同じアパートに住んでいたレーナ・ブリュッカー。吹きさらしの屋台で手際よく作ってくれたカレーソーセージの味が忘れられず、そもそも自分が始めたんだと言っていた話の真相を確かめたくて、老人ホームまで訪ねて行き、話を聞きます。

第二次大戦末期、ハンブルク。
夫が出征したまま他の女性に走ったため、一人暮らしだったレーナは空襲の夜にふと出会った海軍兵曹ブレーマーが死地へ向かうと知ってアパートに案内し、そのまま匿って同棲生活を始めます。
物のない時代に、工夫を凝らして蟹スープなどのご馳走に似せた料理をふるまうレーナ。
脱走兵は捕まれば銃殺なので、隠れているしかなくなったものの、まもなく連合軍が上陸。しかし、レーナは彼を引き留めたくて、それを言えません。
年下の恋人とは上手くいきそうでしたが、実は彼も妻と幼い子供がいる事を隠していて、お互いに秘密を抱えた状態に…

複雑な状況がすんなりこちらの胸に飛び込んでくる書き方でテンポ良く読ませ、文句なしに充実した時間を過ごせました。
何よりも、たくましいおかみさんのレーナが魅力的。すごい美人ではないのでしょうが、親子ほど年の違う恋人を惹きつけるだけのものがあり、戦後の物々交換を上手くやってのけるあたりの展開もすごく面白いのです。
老いてもなお、素晴らしい編み物の腕があり、生命力豊かな感じですね~。

既に敗色の濃い時期にナチスへの密告をする近所の人もいる一方で、ドイツの勝利を報道するアナウンサーに吐き気を催させる料理を出すという反骨精神のあるコックのホルツィンガーなど傑作。
特殊な状況下での悲恋も納得のいく展開で、結末にほのぼのとした余韻を残す、味わい深い物語です。

アスパラとハムとルッコラ~

おうちでのランチ、アスパラピクルスのせホットサンド第二弾です~。
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ハムとゴーダチーズとルッコラとアスパラピクルス。
Vfsh1801ハムは日進ハムのシュゼットというので、癖のない物です。
ルッコラがアスパラと合いますね~。
ピクルスなしで普通のチーズにルッコラだと、ルッコラの味だけがちょっと浮いちゃったんですよ。ルッコラにオリーブ油かけて添えた時はそんなことなかったけど。
スープはしじみと若布のスープに、セロリの葉っぱとえのき茸と白舞茸、それに卵一つずつ落として。
ゴーダチーズがこれで終わりなので、次は何にしようかな…
ハムは生ハムが待機中~。

「本当はちがうんだ日記」

穂村弘「本当はちがうんだ日記」集英社

1年ぐらい前にエッセイを2冊読んで、メチャ面白かった!
私にとっては3冊目のこの本も面白いです~。
今の自分は本当の自分じゃない、まだリハーサルなんだと感じていた作者がある日、気づいたのは…

文章は前に読んだ物よりも端正な気がする…字体や装丁のせいもあるかな。 
内容はいかに風変わりで世間知らずでモテないか、みたいな話なのはいつものことですが~時々ぷっと吹き出してしまうことがあって、幾つかは当分忘れないでしょう。
30まで電車の中で平気で「オリーブ」を読んでいたとか。
嘆いていると「うじうじしてて可愛い、って人もいるわよ」と慰められたりとか。
そんな息子にお母さんの寄せるとんでもない夢とか…

小学生の時にあだ名が付いたことがなく、中学では長い夏休みにすることがなくて、連日本屋で6時間立ち読みするなど、ちょっと子供時代の孤独はすごいものがあります。天才ゆえでしょうか。
でも今は「ミック・ジャガーと僕のどこが違うんだろう」と口走ったら笑ってくれた友達もいるしね、大丈夫だよね…と見守る気分に入ってしまうわ。

ところが、そのうち「妻」がいきなり出てくるんですよ!
んま~。熊が出てきたら僕を守ってくれるような理想の女性を見つけたのかしら?
全体としてある意味、一つの詩のようにも読めて、さすが才能ある人なんだわ~と感動。
本業のをちゃんと読んだことないんですが…BSの列島縦断・短歌スペシャルに出演していた所を半分ぐらい見ましたが面白かったです~。出したお題が「臍(へそ)」ってのがまた(^^)

本日はミックスサンド

噂のフレンチトーストに惹かれて立川・高島屋へ~
ところが店がすぐに見つからなかったので、栄養バランスも考えて、3階「エミリー・フローゲ」でのミックスサンドになりました。今、筋肉を育てている所なので~肉と野菜が必須なの。 
Vfsh1805
紅茶がちゃんと出してあったのがめっけものでした!
サンドイッチはパンがややぱさぱさしている感じ~それもちょっと懐かしいような。お店の雰囲気に合ってます。
Vfsh1808
スモークチキンとクリームチーズ、ハムと胡瓜、玉ねぎとチーズの3種類。ちょっと珍しいですよね、玉ねぎって。案外いけました。
ピクルスが付いてる~と思ったら、ラタトゥイユ。これも薄味でいけました(^^)

アスパラのせホットサンド

アスパラガスのピクルスが到着しました~うふふ。
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ごく普通のパンとハムしかなかったんですが、まずはそれで…
6枚切りの食パンに薄切りのチーズを1枚のせてトーストし、ハムとトマトともう1枚、ゴーダチーズをのせ、アスパラをおいてます。
見たところは普通のアスパラガスと変わりませんが、しゃきっとした食感が不思議。
うちは甘酢好きなので~受けました。
本当はもっと癖のある取り合わせの方が引き立て合うかな~?
でも、突然あまり凝ったのばかり揃えるのも、親が「バベットの晩餐会」の村人みたいに目を白黒させちゃいそうですから!?
さすが都会育ち、洒落た物を使うと言われました(^^;
Vfsh1795
こういう箱に入って届きました。
Vfsh1797
古地図が誰かさん好み?

桜と花笠の振り袖・今年の着こなし

Vfsh1755桜と花笠の着物、今年の着こなしです。
昨春とは違うお人形で、今年の新作の帯を合わせてみました。
伊達襟として絹のリボンを重ねて、盛装にしています。
ピンクの着物は、ひときわ華やかですね~。
Vfsh1782髪は前の方は編み込みで変えられないんですが、長く下ろしてあった後ろは捻って捻って巻き上げてあります。

Vfsh1764緑の着物には紺の伊達襟。
若々しくて良いかな?と…
Vfsh1765
帯はな~んと、袋帯の長さに作った物を自分で結んであります。
重なる所が分厚くなって足りなくなるので~いろんな結び方が混じっちゃったみたいなんですけど…!?

晴天の八重桜

八重桜の季節になりました。
この春は三日毎ぐらいに雨が降っているので~花粉症には楽でしたが、外の写真を撮るのにはタイミングが合わなかったりしてました。
金曜日はすごい晴天!
八重桜の盛りを撮してきました。
Vfsh1717_11枚目は住宅街にある公園。空が主役です。

Vfsh1726 Vfsh1725_22~3枚目はお寺の門前の八重桜です。垂れ下がり具合が可愛く、たわわという言葉が思い浮かびます。
(追記:ここの写真がクリックしても大きくならないようでしたので、やり直しました。たまにあるんですが~原因不明!?)
Vfsh1731_14~5枚目はお寺の池のほとりにある八重桜。
八重桜はアップも華やかですね~。
Vfsh1729

「ハルカ・エイティ」

姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」文藝春秋

初めて読んだ作家さんですが、作品毎にテーマや文体を変えているそうです。
この作品は、ハルカという女性の一代記。
かなり分かり易い方なのかも知れない?
戦前に生まれて人並みの苦労はしつつ、80過ぎても若々しくボーイフレンドが出来るような現在の姿から、過去へと遡ります。

ハルカさんは、うちの母より少しだけど上の年代にしては、かなりモダンでお元気ですね~。
校長の娘で師範学校を出たのも、たまたま母と同じなんですが(昔は女性の職は少ないので、ある程度の確率はありますね)

ヒロインは生まれつき長身で健やか、ごく普通というよりは恵まれた資質があって良い家庭で育ち、戦後に幼稚園の園長という適職を得た、ということも大きいかな~。
戦争中に見合いですぐ決まった結婚をし、空襲で家を焼かれ、夫は何度か浮気をするんですが、それも天性の気だての良さを力づくで歪めるほどの苦労ではなかったわけで。
時代設定など、ちょっと高村さんの「晴子情歌」に似ていますが、結婚のいきさつなどがかなり違うせいもあって空気感が違います。
何かもっと波乱の一生なのかと思っていたら、ごくまともで淡々としているので、中盤これは何を書きたい話なのだろうと謎に思っておりました。
自分も不倫の恋を経験し、それも案外夫を理解する役に立ってけっこう良い夫婦であったあたり、面白く読めました。

あとがきで作者の伯母がモデルと知り、納得…そういうことだったのか~。
こういう作品があっても良いと思うけど、伯母さんへの敬意が遠慮になっているのか、事実を描く距離感のせいか、小説ならではの発酵度が低いみたいなんですよ。
子供心に遠巻きに見ているだけでも励まされる存在だったそうです。
出来るならこんなオバアサン(といっては失礼か?)になりたいものですね。

「アウトローのO」

スー・グラフトン「アウトローのO」ハヤカワ・ミステリ文庫

「アリバイのA」に始まる私立探偵キンジー・ミルホーンのシリーズ15作目。
あちらではSあたりまで出ているのかな。
どこまで読んだのか解らなくなったため、「裁きのJ」から読み直していました。
やっと読んでいない新作に来た~?(@@;

シリーズは82年に始まり、ほぼ年一作の刊行ながら、内容はゆっくりしたペースで進んでいるので、この段階でも話の舞台は86年、キンジーは36歳。
携帯電話もなく、ヴェトナムの記憶もまだ新しい時代に生きています。
ジョギングしつつジャンクフードをたっぷり食べるのは相変わらず、忍び込むのが好きではらはらさせられるのも相変わらず。
お洒落にびっくりするほど疎いのも~30代半ばの自分を振り返ると、確かに忙しい時期でけっこうあり得たかなあ?

キンジーが最初に結婚した夫の元に置いてきた私物が貸倉庫から見つかり、その中には思いもよらない一通の手紙が!
さらに、別れた夫が行方不明とわかります。
キンジーが警官になったばかりの頃、先輩で強面なタイプのミッキー・マグルーダーに恋をして結婚したのでしたが、暴力事件に巻き込まれて偽証を頼まれ…
これまで明らかにされなかった若かりし日の離婚の真相が語られます。

キンジー自身も知らなかった当時の隠れたいきさつを14年後の今になって知り、責任を感じて追求するキンジーがかっこいい。
少し大人になりつつも、取り返せない年月の重みを感じさせ、余韻のある結末です。
これは欠かせない一冊ですね。

「裁きのJ」は天涯孤独と思っていたキンジーに親戚がいることがわかる話でした。
その後、ロバート・ディーツとの再会と別れ、ロージーの結婚などの展開がありましたが、私生活の変化は非常にゆっくりしたものです。
Zまで書くと考えると、そうなるんでしょうかね~。

くにたち桜小町

「レ・アントルメ国立」のマカロンです~。
桜にちなんだ新作のお菓子がないなと思っていたら、やはり出してきましたね。Vfsh1705
淡いピンクで可愛らしいでしょ。ぱりふわっとして、美味しいです。ぱりふわしゃらすりっ…かな。

紅茶はエディアールの4レッドフルーツ。ストロベリー、ラズベリー、レッドカラントと、あと何だったろう…チェリー?
Vfsh1710 Vfsh1711
お花は庭のツツジとチューリップ。
八重咲きの黄色いチューリップはすごいことになってます~。ふしぎなんですよ。二段になってて?これで2本なんです。
赤いのは百合咲きのチューリップです。

本日のサンドイッチ

立川・伊勢丹の地下にある「アンデルセン」のイートインで軽食~長時間発酵・全粒粉食パンで作ったサンドイッチです。
Vfsh1704
パンは柔らかくふっくらして、作ったお店で食べられるだけのことはあります。全粒粉が苦手の人でも大丈夫かも。
パン以外はごく当たり前のミックスサンド。
レタスにハムにトマトにゆで卵~普通なのが嬉しい!?
あっと言う間に食べちゃいました!どこにでもあるとは思いますが~(^^)

お昼寝

暖かくなったので~冬の間はぎっつり丸くなっていたうちの猫も、ほどけた格好でお腹を出して眠るようになりました。
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まぶしいのか、目もとを手で隠しています。
Vfsh1532「ん?」

Vfsh1535_1シャッター音で目を覚ましました…

Vfsh1537
でも眠そうです(^^)

和食でランチ

穴子の柳川鍋です~。
Vfsh1698 Vfsh1701
新宿・京王8階は行きつけのレストラン街ですが、初めての店に入ってみました。1260円では一番~カロリーが抑え目でありながら!栄養満点みたい?
釜飯が人気のようですが~パフェを食べている若い人も多かったですね。う~ん、あれも良いな…

「帝王の陰謀」

ロビン・ホブ「帝王(リーガル)の陰謀」(上・下)創元推理文庫

「騎士(シヴァルリ)の息子」に続くファーシーアの一族の二作目です。
六公国が未曾有の危機に襲われる中、大人の世界に足を踏み入れていく少年フィッツの物語。
波瀾万丈です~。
無邪気な犬たちに代わって狼の子ダークアイズも登場、良き相棒となり、不良少年のミ・アミーゴといった雰囲気。

シュルード王は高齢で病み衰え、第一王子シヴァルリは庶子のフィッツを残して既に亡くなっています。
世継ぎとなって実質的に政務を執る第二王子ヴェリティは遠視能力を使って赤い船団と戦い続け、すっかり疲弊している状態。

フィッツは前作の終わりで、叔父のヴェリティの婚約をまとめるために赴いた山の部族の土地で、第三王子リーガルのたくらみを退ける大活躍をしたものの毒に倒れ、療養しています。
リーガルは美貌で口が上手く、上の二人とは違う母親の扇動もあって誇り高く、王位を狙い、フィッツを敵視して命をも狙っていました。

幼馴染みのモリーの危機を救おうと病んだ身体で帰国したフィッツは、思いがけなくモリーが城に来て雇われていることを知ります。
庶子とはいえ王族のフィッツの結婚はままにならず、恋に落ちた二人は苦しむことに…
宮廷で浮いていたヴェリティの妃ケトリッケンに協力するようになったフィッツ。このケトリッケンがカッコいいんですよ~。
予言めいた言葉を吐く王の道化など、脇役もなかなか魅力的。
両親に捨てられたも同然で、人の愛を信じ切ることの出来なかったフィッツですが、最初から肉親として自然な情を傾けてくれた唯一の存在であるヴェリティがフィッツの仕える真の王となり、絆を深めていきます。

とはいえ、公国の運命は凄くなるばかり、旧き者の探索へ旅だったヴェリティは雪の中で消息を絶ち、生存を信じる者はごく僅か。リーガルが権勢を伸ばします。
フィッツは絶体絶命の危機を土壇場で脱しますが…
最終巻は一体どうなるのやら~はらはらです!

映画「トロイ」

「アレキサンダー」「ペネロピアド」とギリシャつながりで~
これだけは前に劇場でも見たことあるんですが、DVDでまた見ています。

スパルタの王妃ヘレンの略奪をきっかけに起こったトロイとギリシャ連合軍の戦争を描いたスペクタクル映画。
骨太な構成で分かり易く、画面も派手です。
ホメロスの原作にある程度まで忠実ですが、神々の介入はほとんど描かれず、いわば史実としての戦争という捉え方。
ギリシャ側の総大将で権力欲の強いアガメムノンが一番事態を動かした張本人のようです…そ、そうなのか!?
ヘレンとパリスの恋も、女神の与えた運命ではなく、ヘレンとメネラオスは離婚した方が良かった夫婦って感じ~。

ブラピ主演でいいんでしょうね。
伝説の英雄アキレスのカリスマ性を体現しています。
鍛え上げた肉体を惜しげなく披露しつつ、一見して甘いマスクというのとは違う、風雪に晒された雰囲気を出して、独特な価値観で行動する自由人というのが面白い。
神話の中の登場人物なのに、どうやら無神論者らしい!?
アレキサンダーが憧れたあのアキレスです。
ちょっと相手役の彼女が弱いかな~。
ヘレンも美人ではあるのですが、最初から憂鬱そうで今一つ存在感が…
女性の描き方があまり上手くない監督なのかも?
衣装デザインはかなり良いんですが、撮影にはブラピほど力が入ってないわ。

一見して甘いマスクなのはパリス役のオーランド・ブルーム。
見た後で「聞きしにまさるへたれ」と言っていた友達の言葉がピッタリ。
これが妙に面白くて~ただの突っころばしを越えて、性格俳優のよう。
トロイ側の総大将、パリスの兄ヘクトルは一番まともで、長男は辛いよといった感じ。
見ている間は一番感情移入してしまいますね。
でも、アキレスやパリスや悪役兄弟(アガメムノンとメネラオス)の間にいるからこそ、まともさが光るのね…
見終わると俳優の名前が思い出せない…
エリック・バナというのは超人ハルクをやってたとか!
ヘクトルが弟をかばってメネラオスを殺してしまうのが原作とは一番違う所。これでヘレンは戻りようがなくなるし、ギリシャも退くわけがない。

トロイの王をピーター・オトゥール。
はかなげな美老人ぶりとやや神がかった感じの演技が上手い。
次男に甘過ぎるけど、長男に対する思いにも泣かされます。

オデュッセウスをショーン・ビーン。
知将の役で渋めの演技がちょっと嬉しい。出番少ないけど…この後20年も故郷に帰れないと思うと気の毒(^^;

トロイ戦争は昔はまったく想像の物語と思われていたのが、シュリーマンの発掘からトロイは実在したとわかり、戦争もあったらしいんですね。
個人の想像だけではあそこまで作り出せない気もします。どの辺まで似たようなことがあったのか…思いを馳せるのは面白いです。

庭のチューリップ

チューリップの花盛りです。
Vfsh1689うちは赤と黄色をメインにしています。
今年は種類を色々変えてみたら、ちょっと背の高さが違いすぎて、写真は撮りにくくなってしまいました。
花は綺麗に咲いているのですが~
すぐ傍に雑草やら荒れ果てた様子がちらつくのがあらわにならないように撮るには、かなりアングルを工夫しないと…

Vfsh1691テレビで見るチューリップ祭りなどでは、同じ色と高さのがだーっと並んでいるのよね。確かにあれが見栄えしますね~納得。

イートインでランチ

デパ地下でアンデルセンのイートインがけっこう良いのを見つけたので、さっそくフランスパンのサンドイッチ~これが目に焼き付いてまして。
Vfsh1678
スモ-クサーモンとクリームチーズが美味しかったです。レタスとタマネギも新鮮でしゃりしゃり。
飲み物はコーヒー。くわえたのはミルクだけ。
アフタヌーン・ティーはちょっとボリュームが多いし、かなりメニュー試したので~今度は、こちらもメニュー総なめするかも?
何よりリーズナブルなのが嬉しいです。

しだれ桜の季節

枝垂れ桜が綺麗な時期になりました。
Vfsh1657
お寺の入り口の桜、まるで作り物のようなので、傍へ寄って確かめましたよ。
五重塔の周りも枝垂れ桜があります。
Vfsh1661
柳の葉がとても綺麗なのですが~
いざ写真に撮るとなると、電信柱だのビニールシートだの枯れた木だの…何かと邪魔な物が入ってしまい、なかなか難しいです。
Vfsh1663
ソメイヨシノはもう終わり、日当たりの良い所ではほとんど葉桜になっています。
もう若葉の季節ですね~。

花筏、若緑、ふくさ

森八の和菓子です。
黄身餡があるかな~と思って行ったら、ピンク色の可愛い花筏というのがありました。
Vfsh1646見た目とネーミングが良いですよね。
写真がわかりにくいけど~桜の花びらが一枚乗ってるデザイン。
外側はやや固めかも、こういう形を作るには仕方ないかな?

「若緑」こういうのは好きなタイプです~。
中の餡は緑色、草餡と書いてあったようです。

「ふくさ」というのも初めて食べましたが、ふわふわした面白い食感で美味しかったです(^^)
写真はVfsh1647半分に切った所と、ふくさを裏返した所。こういう風に包んであります。

最後になりましたが~ふくさの表側も。
Vfsh1645

納豆チーズトースト

お昼の納豆チーズトーストです。
納豆をパンに載せるのはテレビで誰かタレントがやっていて、食べさせられた人がみんな美味しいと言ってたので、試したらイケルのね。最近何度かやってるメニューです。
テレビではバターを塗ってたと思いますが、私はマヨネーズを少し全体に伸ばし、角にバターを一かけずつ載せるだけ。ここが香ばしくて美味しいの~。
Vfsh1638スープは、わかめスープに春菊ともやしとエリンギとぶなしめじ。ごくあっさりした野菜スープです。
お皿に載ってるのは他に、柔らかめの卵焼きと、ソーセージを煮立てて塩出しした後にオリーブ油で炒めた物、胡瓜とセロリの浅漬けみたいな常備品(ここではピクルスがわりかな)。
デザートはりんご。

ヘルシーメニューのつもりでしたが~
ゆうべの「あるある大事典」で酵素は熱に弱いので、火を通すと無駄にしてしまうとか…
納豆はオーブンにかけない方が良いのか~これで当分しなくなりそう(^^;

日曜はザッハトルテ

Vfsh1640日曜日のお茶です。

チューリップは庭で倒れていたのを父の一輪挿しに立てました。
果物は昨日と同じ~。
お茶は~はと麦茶とルイボス茶に、なんとかいう花粉症用のお茶…(漢字が出ない)
Vfsh1642
ケーキはふじうさんのザッハトルテ。
これ初めてだったんです。
ザッハトルテはウィーンの名物ですが、デメルのは甘過ぎてあまり好みでじゃなかったの(というか期待しすぎ?で)
ここのも、外側は固めのチョコに砂糖の結晶を感じるようなあの!濃厚な甘さですが、中のチョコレートケーキ部分がマイルドで日本人好みかと。
上に乗ってるのも美味しくて、ちょっと楽しい(^^)
Vfsh1636
土曜日のケーキは奥の向かって左がフランボワ。右が「ウィーンの森」という人気商品。
その下、手前右側がタルト・フレーズ(苺のタルト)、左がなんだっけ…お気に入りのチョコレートムースですが~名前忘れた!?

オデュッセウスの妻の立場

マーガレット・アトウッド「ペネロピアド」角川書店

オデュッセウスの妻ペネロペイアはホメロスの叙事詩の中で、トロイア戦争に行ったきり帰らない夫を待ち続けた貞節な妻として描かれています。
戦争の原因となった美女ヘレネとは従姉妹にあたるのですが、まったく対照的。
20年も主のいない王国と幼い息子を守り続けた女性の側から見た真実とは…?

オデュッセウスの帰国後、宮廷で王位を狙っていた求婚者だけでなくペネロペイアの女中達も処刑されてしまったことに注目、彼女たちはペネロペイアのスパイだったという視点をとり、女性同士の葛藤も含めて描いています。
母系社会から嫁とり婚へと変わっていく時代が背景にあるというのは、そうかも知れませんねえ。
黄泉の国に行ってからの会話などはカニグズバーグの「誇り高き王妃」を思わせますね。
死しても美貌を誇り、男性の魂を引き連れて歩くヘレネには笑ってしまいますよ。

アトウッドはカナダの作家で、70年代にはフェミニズム文学の旗手として注目されたとか。
私が読み始めたのは最近ですが~そんな一筋縄ではいかないです。深い物を醸成して出してくる腰の据わった語り部ですね。

2005年11月世界同時刊行とか…
「新・世界の神話」という副題はどういう事かと思ったら~超一流作家による神話の書き直しを毎年数点ずつ出していこうという壮大な企画だそうです!

うちでオープンサンド

本日はおうちでのランチです。
オープンサンドにアスパラガスをのっける企て、第一弾?
Vfsh1637
とりあえず近所のスーパーで入手した、なんてことないホワイトアスパラガスの缶詰を使用。
いつものチーズトーストに、胡瓜の薄切り、ハムを載せて。

じつは従妹のお誕生日が近いので~いつもより豪勢にしてみたかったのです。
スープにはエリンギと白しめじ、小海老、青梗菜、煮ておいて小さく切った人参を入れて、水と牛乳と豆乳を三分の一ずつ。
ポタージュの素はカマンベール入りのほうれん草のカップスープを使いました。
Vfsh1633デザートは苺と葡萄とケーキ。
ケーキは地元の名店FUJIUのもの。
久々にコレステロール高めのご馳走メニューでした。
紅茶は「いい紅茶ドットコム」で通販した夏摘みダージリン、プッタボン農園のクイーンにしました(^^)

桜と花笠の着物

ちょっと久しぶり、お人形の着物です。
ピンク系で~いかにも春の柄ですよね。
Vfsh1573まずは正面から。
おはしょりの分があるのと、お人形はスタイル良すぎて細長いのでいちだんと長く見えますね~。

Vfsh1576そして後ろ姿…
人間のように細長い反物を仕立てているわけではないので~
裾の方は一枚の横長の布です。縦線は5ミリずつ縫い込んで、らしく見せてあります。柄の都合によっては細長い布を縫い合わせている場合もありますけどね。
Vfsh02783jpg
着るとこんな感じです。
去年の写真ですが、このブログはまだやってなかったので~載せてませんでしたから。

濃いピンクの部分が出来るだけ目立つように配置して仕立ててあります。
去年の写真がやけに大きくて、下まで見えない状態だったので~一枚差し替えました。ここで力尽きました…
Vfsh02822

玄関の彼岸桜

先週生けた彼岸桜です。ほとんど外を歩かなくなった母のために買ってきました。
生けたと言うより~先週、簡単に壺に挿した花の上に足しただけですが…
Vfsh1594
壺は父が陶芸教室でだいぶ前に作った物。
桜は後で人形と撮影しようと思っていたんですが~あっと言う間に満開になって触ったら散りそうなので、切ることも生け直すことも出来なくなりました(^^;

「帰還」

ディック・フランシス「帰還」ハヤカワ文庫

若手外交官のピーター・ダーウィンが主人公。
フランシスの競馬ミステリ・シリーズの30作目。
競馬シリーズは一作ごとに完結していて、主人公も違います。競馬界が舞台とは限りませんが、どこかで絡んできます。
フランシスが若い頃騎手だった経験を生かして、馬に関してはとりわけ臨場感ある描写が光ります。

ピーターが日本での勤務を終え、次の赴任地の本国へ戻る途中、知り合ったクラブ歌手のヴィッキイ夫妻の窮地を助けたことから、娘の結婚式のためにグロースターシャーへ向かう夫妻を送っていくことになります。
グロースターシャーは偶然にもピーターが12歳までを過ごした土地。
娘の婚約者ケンは大きな動物病院の優秀な医師なのに、手術を施した馬が次々に死亡して信頼を失い、病院は火事で半焼という大変な危機に見舞われます。
友情から、調査に乗り出すピーター。
事件の鍵は彼自身の幼い頃の記憶の中に…!?

病院が舞台で緊迫したシーンの多い、事件性の高いミステリです。
ピーターが直接の被害者でなく、本人はかなり安定した状況にあって、好もしい女性にも出会う、休暇中の出来事というのが捻っています。
ヴィッキイ夫妻の善良さに魅せられて思う「もともと私は、邪悪さより善良さに興味を感じるのだが、それが世間一般の見方でないのは承知している」という18頁の述懐は、作者の本心ではないでしょうか。
知り合ったばかりの人たちのために尽力するメチャ良い奴~! 彼が幼い頃を思い出しながら推理していくのが面白い趣向となっていますね。

原著は91年の作品で、日本での文庫発行は97年。
bk1では既にお取り扱いしていないとのことで~古本で探すしかないらしい?
十年一昔って感じでしょうか。ちょっと寂しいなぁ。図書館にあると思いますけどね。
ベスト5に入ることはないと思うけど~真ん中へんぐらいの出来だと思います。
巻末の赤木かん子氏のあとがきは、女性向けの紹介として一読の価値あり!

桜きんとん他2種

鶴屋八幡の桜きんとんと山吹きんとん、桜餅(道明寺製)です。
間が悪くてなかなかゲット出来なかったんで、やったぁ!って、気分。…苦節ほんの2週間ほどなんですが。
Vfsh1609今回はきんとんが主役! こういう上生をきんとんって言うのも知りませんでした。


Vfsh1608_2緑のが山吹きんとん、中が黄身餡で、これが懐かしいような美味しさ。
ピンクの桜きんとんは、ひたすら甘くて外側はちょっとむっちりした食感、可愛らしい見た目そのまんまです。
桜餅は2枚の大きな葉ですっぽり包まれています。
Vfsh1610_4
道明寺に良くあるような半透明感がなく、密度が高くて、べたっとした感じがちょっと独特。ひょっとして関西だとこれが主流なのかしら?
葉っぱもはがしにくいし、二つに切る時にもどんどん変形してしまうので、写真は綺麗に撮れませんでした~。
味はなるほど、よろしかったです(^^)

午後に3枚目の写真、追加しました。
28日のメンテ以来、ココログはすべての動作が遅くて、まいってます~昨夜はもう諦めて2枚で夜中にやっとアップしたんでした。

お昼は蕎麦セット

「ふるさと」という名前のお蕎麦セットです。
Vfsh1550器が2段になっていて、上が天ぷらと炊き込みご飯。
天ぷらは海老と蟹カマと茄子と紫蘇とカボチャとサツマイモ。
下段がお蕎麦と素麺で3色になっています。
ガラスの向こうで時々打って見せているお蕎麦が美味しいの。冷たいお蕎麦の時には蕎麦湯もつきます。

Vfsh1553_1色々なものが食べられて、満足感があり、おなかにもたれないという絶妙な量がお気に入り。
火曜日はレディースデーで、ウーロン茶かオレンジジュースがサービスにつきます。
もう一つの利点は、ちょっとずつ違う他のメニューよりも盛りつけが綺麗なことです。どうも、このセットは店員全員が慣れているんじゃないかな?
新宿・京王デパート8階の本味楽というお店。

映画「抱擁」

「抱擁」という映画を見ました。
A.S.バイアットの原作はブッカー賞を受賞しているという文学物です。
前に読んだことがあり、面白かったんですよ。ほとんど忠実な映画化ですが~原作の方が登場人物が多くて、それぞれの個性が強烈かな。

若手の研究者ローランドは、19世紀の有名な詩人アッシュの蔵書を調べていて、本に挟まれた書きかけの手紙を見つけます。アッシュの自筆の手紙にはラブレターともとれる文面が…
手紙の宛先と思われる当時の女性詩人ラモットの足跡を求めて、モード・ベイリー博士に協力を求めると、彼女はラモットの遠縁にあたり、共にかってのラモットの部屋を探すと、そこで大発見!
秘められた恋の真相を探りながら、ヨークシャーやフランスまで旅をするうちに、恋愛に臆病になっていた現代の二人の間にも恋が芽生え…

モードをグウィネス・パルトロウ。知的な感じが板について大人っぽく、自然に演じています。原作だと最初はもっときつい感じだったので、あれでも良かったかな~?
ローランドをアーロン・エッカート。体格が良くて感受性の豊かそうなまなざしとは、おや~良い感じ。

詩人アッシュはジェレミー・ノーサム。19世紀コスプレ総なめの彼、肩の線が綺麗~。いつもより内省的な表情、まるで本物のようです。
ラモット役のジェニファー・エールも当時の髪型がよく似合い、情念がにじむような目元で印象的。
どっかで見た顔なんだけど~と思ったら「高慢と偏見」で気の強いヒロインを演じていた人。さらに「ワイルド」で助演賞を取っているというのは…オスカー・ワイルドの妻役ってことですね、なるほど。

とにかく風景がとても美しくて、目を洗われるよう。
建物も自然も当時のままに残っている物が多いのに驚かされます。
19世紀の恋人達はラファエル前派の絵さながらの衣装とムードで、せつせつたる思いを見せてくれます。悲劇を含んだ苦しい恋愛ですが、手紙には書かれていない部分で救いを残すという粋な結末。
現代の恋人達もなかなか感じが良いので、ほっとして終わることが出来ました。

桜便り

明日は雨になるというので、ちょっとだけ用事のついでにお花見もしてきました。
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満開になったばかりで気温が低いので、ほとんど散っていないという珍しい状態。
夕暮れで人が少ないということもあって、清らかな印象でした。
Vfsh1603しかし、桜の写真を撮るのって難しい~比較的マシな方でこれ…
近場にあるお寺の裏の方です。

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