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「混戦」

ディック・フランシス「混戦」ハヤカワ・ミステリ文庫(菊池光・訳)

今年の初読みです。
2日にくつろいで休むために、懐かしい本を引っ張り出して読みました。

主人公はパイロットのマット・ショア。
かってはエリートだったのが、妻のために忙しい国際線を辞めたところからケチがつきだし、現在は落ちぶれかけたデリイダウン社でチャーター仕事を始めたばかりで、離婚手当にも苦労する毎日。
イギリスで大人気の騎手コリン・ロスを含めた数人を競馬場へ運ぶ仕事を引き受けたところ、飛行機に不審なきしみを感じて乗客の抗議を押して臨時に着陸。降り立った途端、その機が爆発炎上…

競馬界を知らなかったマットがコリンとの友情とその妹との出会いによって、事件に巻き込まれると同時に、新たな人生を見つけていきます。
もとチャンピオン騎手で、パイロットとして従軍したフランシスの経歴が生かされた、臨場感溢れる展開になっています。

日本での発行当時は誰でも知っている超有名騎手というのは存在しなかったので~王選手みたいなもの?って感じでしたが、今なら武豊でしょうね(^^)

文庫では10冊目で、昭和52年の発行になっています。
新書版のハヤカワ・ポケット・ミステリで最初に読んだ時には、3冊目の発行だったような気がしますね。
学生時代に、友達がこの本に出てくるチェロキイという小型機のプラモデルを作ってプレゼントしてくれました。(正確には同じ型番はなかったので、ごく似たタイプ)
もちろん、今でも大事に持っています(^^)

原著は1970年! それほどの古さは感じられませんが~決まり過ぎなぐらいカッコイイ文章に、作家として自信を持ってノリノリになっていくフランシスの初期の勢いが感じられますね。
ファッションは当時流行のものを想像した方が楽しいかな(^^)

思い出もあって、お薦めしたい作品なのですが~現在、文庫は入手困難のようですね。図書館かusedで?(^^)

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コメント

明けましておめでとうございます。
ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。

以前、男性の友人が、ディック・フランシスがとっても面白いと、激賞していました。
どこか必ず競馬に関することが出てくる、と言っていましたが、なるほどそういう経歴の作者なのですね。

わたしも折りあれば読んでみたいと思います。
これからも面白そうな本を、教えてくださいませ。

わたしの初読みは「犬は勘定に入れません」。
大好きなビクトリア朝のお話で、ところどころのうんちくやお遊びも心憎くて、楽しく読めましたよ。
わがまま猫のプリンセス・アージュマンド(だったかな?)が気に入りました。高価な金魚をむしゃくしゃ食べちゃうところが~

>Melusineさん、
明けましておめでとうございます~。
デイズニーランドでの楽しそうな年越し、拝読してますよ(^^)
ディック・フランシス、お友達が絶賛でしたか? そうでしょう~!
またおいおい紹介していきますからね(^^)

>marieさん、
あ、「犬は勘定に入れません」読んで下さったんですねー!
初読みにふさわしい面白さだったんじゃないかしら? 遊び心たっぷりですよね。
プリンセス・アージュマンド、いかにも猫らしくまわりを振り回して、良い味出してました~。
高価なんて知ったこっちゃないですよね、それともそういうのは美味しいのかな…!?

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