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「殺人は広告する」

ドロシー・L・セイヤーズ「殺人は広告する」創元推理文庫

ピーター・ウィムジイ卿もの32年の作品。
謎の転落死を遂げた社員の調査を依頼されたピーター卿の前に、社内の人間関係がリアルに現れてきます。
社交界の花形や麻薬の取引疑惑なども登場、義弟のパーカー警部や使い走りの少年と仲良く協力しながらの捜査はスリリングな展開に。

セイヤーズが広告代理店に8年半コピーライターとして勤めた経歴を生かした作品で、殺人の舞台となる危険な螺旋階段もモデルがあるそう。
現代社会の走りのような雰囲気のあわただしい社内の雰囲気が活写されています。
仮の姿で潜入したピーター卿も新人コピーライターとして活躍、素質があるなどと言われています(^^;
クリケットの試合などピーター卿の意外なほどのスポーツ万能ぶりも面白い。

作者はオックスフォード卒業後、1921年に入社して23年には作家デビュー。
驚くのはこの年密かに未婚の母になっていること。あの時代にねえ…
それを知るとまた、女性の描き方にこもる実感や働くことの意味合いの捉え方など~深いですね!
いかにもセイヤーズらしい傑作というのとは違うのですが~時代色があって意外に面白い!?作品です。

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