暖かい隠れ処
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ピーター・トレメイン「修道女フィデルマの叡智」東京創元社
まだ若く美しい女性フィデルマ、じつは修道女であるだけでなく、高位の資格を持つ弁護士。
しかも、王の妹という印籠のごとき強みまで持ってるのでした。
ここまで強みで固めなくてもという印象がちょっとありますが、功成り遂げた学者の作者には、この頭のいい女性が娘のように可愛くて仕方がないのかな?
とはいえ、フィデルマも最初の出会いはたいてい侮られます。つまり現代同様?
ですが、次第にその名が鳴り響いていくのですね。
アイルランドの7世紀という古い時代に、実際にも女性がかなり活躍していたというのは頼もしい。
作者はアイルランドに誇りを持ってるのでしょうねえ…
「聖餐式の毒杯」は、ローマを訪れた若きフィデルマが礼拝堂に行ったときに出くわした事件。
同席の若者が死んだために、謎を解く立場になります。
幼なじみの女性が容疑をかけられて、その救援に駆けつける話。
偶然立ち寄った雪の宿での幽霊騒動に巻き込まれる話。
アイルランドの大王(ハイキング)継承にまつわる事件に挑む話。
代々の王が眠る墓地の封印されたはずの廟所で発見された死体を巡る事件~とバラエティに富んでいます。
大王の剣とか、代々の墓所とか、存在も知らなかったことに光が当たり、雰囲気たっぷりにありありと描かれているのが嬉しい。
ミステリとして変化があって面白く、歴史物としても興趣深く読める、しっかりした短編集です。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
畠中恵「ころころろ」新潮社
人気の「しゃばけ」シリーズの第八弾。
通じる所のある短編連作になっています。この形式は、読者にも読みやすいし、この作者さんに合ってるんじゃないかしら。
日本橋の大店・長崎屋の若だんな一太郎は、大妖を祖母に持ち、やっと命ながらえた身。
今日も気合いを入れて寝込んでいます。
ふいに目が見えなくなった若だんなに、店のみんなは大騒ぎ。
人間も妖も何とか治そうとしますが、見えなくなった原因はなんと…とんでもないとばっちり??
一作目は、若だんな12歳の時のエピソード。
相談に来たきりっとした15歳の女の子に、一目惚れ?
自覚もないままのはかない出会いが愛おしい。
かっこいい兄やの仁吉と佐助の活躍するストーリーもあります。
仁吉は、若だんなが心配で長崎屋に戻りたいと歯がみしながら、ほかの物にまとわりつかれてその世話に大奮闘。
もともと妖だから超越的で、世話好きな性質というわけではなかったらしいですが、いつしか面倒見が良くなっているのではとほのぼの。
佐助のエピソードは、妻と暮らしながら、次第に不思議な感覚になっていく話。日常的なようでもやもやとした雰囲気がいい感じでした。
ちょっとした事件に、少しだけの毒と人の愚かさ、人ならぬものの可愛さと切なさと…
頼りなげな若だんなの人柄の良さがしだいに光ってくるのです。ある意味、草食系~?![]()
まとまっていて、期待通りの読後感でした。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近、話題になり始めた低体温。
一度下がると、免疫力がかなり弱まるとか。
ゆうべ、「ためしてガッテン」でやっていました。
冷え性というのは、自分が寒くて仕方がない、服を重ね着してもダメというタイプで、特に手足が冷たくなりやすい。
ところが、手足が冷たくなるのはまだ、いい方なんだそうです。
寒いときに内臓など大事な所に血液を集めて温度を保つために、手足はぎゅっと縮めて犠牲になって貰う。
そういう調節機能が働いているということだから。
体温が36度5分ぐらいあって、手足が冷えやすいという人は、末端は冷やさないように重ね着したほうがいい。
その上で、栄養のバランスや毎日軽い運動、規則正しい生活などを心がければ、改善の可能性大。
手足が冷たく、体温も低い人は、集めようにも温度が足りてない。
極端なダイエットや、筋力不足、甲状腺ホルモンの減少などが主な原因だそうです。
栄養不足、特にタンパク質の不足が考えられるので、毎食タンパク質をとる。
番組では、一食にトリ料理とマグロのお刺身と冷や奴など食べて、1週間で改善されてました!
(胃腸などに問題があって吸収しにくいタイプはもっとかかるのではと愚考しますが)
もう一つ、手足が温かくて、本人は冷えているという自覚がないのに、低体温という場合もある。
これは調節機能が何らかの原因で狂っているとのこと。
ぽかぽかしているのが実は~放熱しちゃってるんだそうです。内臓の調子がよくない人は要注意!
ほてりも冷えの一種と聞いたことがあるけど、これか~?
暑がりの父親の足が最近つるのはこれか!と本人も納得してました。
治す方法は同じ?だったかしら…
タンパク質は大事なのよね~~!
…他にポイントあったかなぁ~録画してないので、完全には覚えてないわ![]()
[追記]HPで確認した所、寒さのセンサーが狂っている場合は、顔まわりを出して、やや薄着で20分ほど運動すると効果があるそうです。
ただし、急にはやらないこと。
とくに高齢者の場合は、血管が硬くなっているためなので、むしろ保温が大切。
足、背中、胸、腕、頭の順で、血管が収縮力を失いやすいんだそうです。
あ、それと、体温計はすぐ出すと低くなってしまうことがあるそう。
指定よりも長く挟んでおいた方が正確に測れるそうです。
私も体温低めで、かつ、どう考えても立派に冷え性ですが、体温はそうしょっちゅう測ってないので、どの程度なのか…
足は冷たいけど、手はけっこう温かい…上半身の調節が出来てないのかしら??
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
何だか新しい異物が~
部屋に出現!?
「なんだ、あれは?」
と緊張しています。
匂いを嗅いでチェック!
こちらからもチェック!チェック!
目を丸くして匂いを嗅いでは、所々にすりすりして匂い付け。
真剣な様子が可愛かったんです。
動いているので、ほとんどぼけぼけになってしまいましたが![]()
母のためにレンタルした車椅子です。
3年前にも1度レンタルしたのですが、母が嫌ってほとんど使わずじまい。
その頃はそれでも何とかなったのですね…
ちょっと前は、杖と介添えで歩いていましたが。
最近は歩行器無しでは動けなくなり、普通の椅子を力づくで押して車椅子代わりに使うということもやってました。
ここ一ヶ月は、怒濤のように老いの坂を転がり落ちていて…ある意味、今までがすごく頑張っていたということかなと思います。本人も、家族もね。
車椅子が来たらもう~フルに使っています。
その分また足腰が衰えがちなのが~ちょっと心配ですけどね。
ヘルパーさんの出入りも増えて、猫もせわしなく感じてるようです。
人見知りなので、あまり近づきませんが、やっぱり優しい雰囲気の人が多いので、そんなに怖がってはいませんね。
名前を呼んで話しかけてくれる人には、ちゃんとお返事してますよ![]()
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
イネス・リグロン「世界一の美女になるシークレット・レッスン」主婦と生活社
森理世や知花くららを指導してミス・ユニバース1位2位に押し上げたナショナル・ディレクター、イネスの本。
図書館で借りました~。
全体に明るい印象で、美人になるコツを幅広く伝授しています。
まずは自分を知り、自信を持つこと。
日本女性は謙虚すぎるそうです。
担当した女性の両親にも出来るだけ会うことにしているとか。そして、「娘さんを毎日褒めてあげて下さい」と言うんだそうです。
黒髪の日本人には黒づくめだと重くなりすぎる、とか。
日本人の肌の色には、ピンクや水色が合うそうです。
美しさとは人格全体からにじみ出る輝き、というのは至言ですね。
とはいえ、そこに至るには様々な方法が…
教養や生活態度、知性、パワーも含めてのことなんですよね~よけい、難しい?!
美しく見えるための基本的なメークの仕方から、道具、食べ物、姿勢…
(私も使っている化粧品が一品だけありました!)
荷物が多いときの持ち方や、電車に乗るときの姿勢などまであって、面白いですよ。
イネス自身は、ミスになった経験があるわけではないんですよね。
子供の頃に5年間はゴミガールといじめられ、転校してから生まれ変わるチャンスと思って、努力したそう。
美容学校を出てビューティサロンを経営、そこを売ってスペインでセレブの集まるエステに勤め、美容機器メーカーに引き抜かれ、再婚して香港でモデルエージェンシーのコーディネーターにという波乱の経歴。
ミスを目指して努力している女性達は、せめぎあって苦しんでいるわけではなく、自分の個性が開花していくのを楽しんでいるとのこと。
候補達はものすごくスタイルがいいのですが、顔だけ見れば個性は色々なので、顔立ちによって異なるメークや着こなしの実例など、けっこう参考になります。
レギンス無しでミニのワンピだけの方がいいとか、タートルネックは女性の魅力を隠してしまうので駄目とか、冷え性には無理な世界…
…べつに世界一にまでなろうとしなくてもいいんだけどね![]()
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
米澤穂信「秋期限定栗きんとん事件」創元推理文庫
季節限定のお菓子がタイトルにつくシリーズ。3作目。
高校生が探偵役の~日常の謎系ミステリです。
中学の時の苦い体験から、高校生になって以来、目立たない小市民を目指していた二人、小鳩常悟朗くんと小山内ゆきさん。
謎解きが好きで知に走りがちな小鳩君。
大人しそうに見えて実は~復讐を練るのが好きという小山内さん。
恋愛関係ではない共犯関係だったのですが、一時はつきあっていると思われるのを否定しないでいました。
別れたと評判が立ち、それぞれ別な相手をつきあい始めます。
折りしも、町では小さな放火事件が相次いでいました。
船戸高校の新聞で事件を取り上げたいと張り切っている部員・瓜野高彦が、小山内さんの交際相手。
小鳩君に交際を申し込んだのは、けっこうかわいい仲丸十希子。
いかにもな交際がほのぼの続くのですが…?
ネタばれはしたくないので、このへんにしておきます![]()
学園物を読むのがなかなか新鮮で、引き込まれていました。
町で起きる事件と、新聞部の行動に意外性がありますね。
終わってみると、伏線はすべて出されていたのがわかります。
なぜ、栗きんとんなのかっていうのもねえ…
軽めな割にやや苦めの風味ながら、満足の読み応え。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
伝統のあるヨーロッパ選手権に対抗して生まれたような物なのかな?
それ以外の地域の選手が集まる大会です。
オリンピックや世界選手権には出られない、次のレベルの選手が出る場合が多かったんですが、最近はその前哨戦として出る選手も何人か加わるので、レベルが上がってきました。
真央ちゃんはまさしく、そうで…
SPは3位と聞いて、ハラハラ~~
でもフリーは頑張って優勝!
練り上げた動きで、インパクトがありました。
終わったときの顔が可愛かった~![]()
堂々とオリンピックへ向かえますね。
鈴木明子さん、2位。
落ち着いた出だし、生き生きしたステップ、魅力的でした~。
キャロライン・ジャン、3位。
柔軟性がすごいですね。
背が伸びて、美しいラインになってきました。
ここ3週間ほど急坂を転がるように進行している怒濤の介護生活で、ついに私自身もぎっくり腰になり、ときどき死んじゃいそうな気分。
ばたばたしてて、この3人しかまだ見ていませんが~まずはよかったという気持ちです。
パワーと笑顔をありがとう~![]()
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最近のコメント